【整備手帳】 S321V ハイゼットカーゴ リフトアップスプリング 取り付け

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忙しくてブログをしばらくサボってしまいました^^;
いつも当ブログを閲覧いただきありがとうございます。
今回はリフトアップスプリングを取り付けたときの記録です。

また箱バンに乗った時はリフトアップをしたいと考えていました。ガッツリリフトアップではなくて、スプリング交換で楽しめる程度のリフトアップです。このハイゼットカーゴは2WDなのでスプリング交換くらいのリフトアップがちょうどいいですしね。

注意点

今回のリフトアップですが、一部他車種の社外パーツを流用している部分がありますので、自己責任にて作業いたします。増し締めやねじロック剤の塗布などは入念に行いました。

リフトアップスプリング取り付け

フロントサスペンション

まずはフロント側から。サスペンションを取り外す必要がありますが、助手席側はアッパーマウントのボルトにはアクセスしやすいですね。しかし運転席側は工具が入りにくい仕様になってます。まぁこれはどの箱バンも同じでしょうね。手始めに、ボルトを緩めておきます。

ジャッキアップし、今回は左右同時に作業するのでしっかりとウマを掛けておきます。サスペンションボルトはけっこう錆びてました。ブレーキもかなり錆びてたので同じくらいか。ココのボルト類は今回新品に交換します。

かなりすっとんで、サスペンションを分解完了です(笑)作業に夢中になって写真を取り忘れてました。純正コイルはスプリングコンプレッサーを使って縮めて取り外しました。画像は取り付けるリフトアップスプリングとの比較です。少し長いですね。

今回取り付けるものは、エスペリア製のリフトアップスプリングです。安価で簡単にちょいアゲができます。

他車種流用パーツ取り付け ※完全自己責任

ここで、スズキ・エブリイ用の社外パーツを加工取り付けします。取り付けることは可能ですが、完全自己責任になりますので仕組みと知識が無い方は安易に手を出さないほうが良い部分です。可能な限り真似しないで欲しい部品ですね^^;

ノーマルショックにリフトアップスプリングを付けた場合、付くことは付きますが、完全にそうなってるわけではありませんが、1G状態でもショックが伸び切る方向に近い状態になります。伸び側に余裕が無くないため、乗り心地等が悪くなります。そこでこのストラット延長ボルトを付けて、少しの余裕を持たせてあげるというものです。ストラットのネジサイズはエブリイと同じなのでこの部品を使うことができますが、専用品ではないため一部加工が必要になります。

加工その1

延長ボルトは丸形ですが、ハイゼットカーゴはD形をしています。アッパーマウントに取り付けるためにグラインダーで削って加工する必要があります。

グラインダーで削ってスムーズに入るように加工しました。

加工その2

緩み止めナットの方も加工しました。ハイゼットカーゴのストラットは、ネジ山が根元まで切ってあるわけではないので、エブリイではストラットがワッシャーの中まで入っていくようになるようですが、ハイゼットカーゴではそれができません。ダイスがあればもしかしたら加工できるかもしれませんが。

ワッシャーの中までストラットが入らないので、ナット側の飛び出しが1cm未満になってしまいます。もう少しネジがかかるようにしたいので、加工しました。

強度に影響が無いだろうというところを狙って、ネジが切ってない部分をグラインダーで削りました。2mmくらいは削ったと思います。微妙な差ですが、するとしないとではかなり違うかと思います。斜めに削らないように注意が必要です。これでネジの飛び出しが1cmくらいにはなります。

取り付けはねじロック剤を使ってかなり強く締め付けておきます。絶対外さないのなら高強度タイプを使うのも手ですが^^;

フロントサスペンション組み立て

バンプラバーは、切れないかと思ったら左右とも切れてました。今回は用意していないので、いつか交換したいと思います。とりあえず切れたところはボンドで接着しておきました^^;

取り付けは逆の手順ですが、ストラットを延長したので、組付け時にはスプリングコンプレッサーは使用することなく少し押さえつける程度で固定できました。今回アッパーマウントはヘタってはいませんでしたが、スプリングに巻く緩衝用?のゴムなどは劣化していたので、これもまたいつか交換したいところですね。ショックはまだ少し反発が残っていたのでもう少しは大丈夫そうです。

フロント取り付け

ナックルに取り付けるボルトとナットは新品を用意しました。下側は純正のものを、上のボルトはスズキのキャンバーボルトを用意しました。リフトアップするとキャンバーが逆ハの字になるので、それを少し緩和させるためです。固定する時は、1G状態でナックルを押し込んだ状態で締め付けます。

リアサスペンション

リアは簡単ですね。リアショックの下側を取り外すと簡単にコイルを取り外せます。説明も要らないくらい簡単です。リフトアップスプリングは少し長いですが、少し押し下げるだけで入れ込めます。

ロングショック取り付け

スプリングが長くなったので、そのままではショックが短くて取り付けられないので、延長アダプターかロングショックを取り付ける必要があります。ノーマルショックは完全に抜けていたので、ジムニー用のリアショックうを流用することにしました。

取り付けようとしたところで問題が(汗) 購入したジムニーショックの筒が太くて干渉するという、なんとか1G状態だったらほんの隙間ができることが分かったので付けれたんですが、ショックが伸び切る時に干渉音が出るということが判明(T_T) エブリイとかなら問題なく取り付けれるようですが、ハイゼットカーゴの場合、下側の取り付け部分の飛び出しが短く、オフセットしないと筒が太いショックは付けれないようです。これは完全に誤算でした。でもこのショックの乗り心地は最高でした。後日別のものに変更しますが、なんとかしてまたこのジムニーショックを付けたいと思ってるくらいです。

リフトアップ比較

フロント側のリフトアップ前後の比較です。リフトアップ前は地面から63cmくらいでしたが、リフトアップ後は65cmと2cm上がりました。たった2cmですが、けっこう違いを感じます。運転席に乗り込むと高くなったのを感じました。

リアは、約64cmから約67cmへと約3cmアップしました。フロントより1cm上がってますが、尻上がりになってる感じはしてないです。馴染んできたら前後ともいい感じに落ち着くかもしれません。

レビュー

明らかに上がったなーって感じがします。でもリフトアップスプリングよりタイヤで上がった方が大きいんですがね。ハイエースの高さにはわずかに届きませんが、見晴らしが良くなったように感じます。乗り込みは私は身長が178cmあるので気になりませんが、小柄な人だとよっこらしょって感じるようです。
159cmの妻はあまり乗り降りは気にならないようですが、後部座席に乗る人はかなり足を上げないと乗り込めない感があるようですね^^;
気になってた乗り心地ですが、元々貨物車で硬いスプリングが付いていたので、さらに乗り心地が悪くなったとは感じませんね。それに大径タイヤも付けているので、そちらもスプリングの効果があって乗り心地は逆に良い様に感じます。ノーマルの12インチタイヤだったら乗り心地悪いかもしれません。
個人的にはちょいアゲはいつかしたかったカスタムだったので満足です。(^o^)

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