車が便利になりすぎて、運転手がバカになってない?

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運転手がバカになってない?

最近の車は本当に便利になりました。

オートライト、オートハイビーム、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、バックカメラ、360度カメラ、パーキングセンサー……。

少し前の車と比べると、まるで別物です。

もちろん、これらの機能や、今の車を否定するつもりはありません。

事故を防いでくれる機能もありますし、一度使ったら手放せないほど便利な装備もあります。

でも最近、道路を走っていて思うことがあります。

車が賢くなりすぎた結果、逆に運転手が何も考えなくなってない?

今回はちょっと辛口に、最近の車とドライバーについて思っていることを書いてみることにしました。

気になっていたことをすべて吐露しています。共感してくれる人意外と多いんじゃないかなぁ~

(画像はAIを使って作ってみました。運転中写真撮るわけにもいかないし、夜の場合だと綺麗に映らないのでね)

ハイビーム、いつまで点けてるの?

眩しい対向車
さすがAI、正面衝突するやん(笑)

最近特に気になるのが、夜間のハイビームです。

後ろからずっと眩しい。

対向車の車も眩しい。

「いつロービームにするんだ?」

と思って見ていると、そのまま走っていく車もあります。

パッシングしても意味が分からないで睨みつけて走り去っていくドライバーも多いです。

ハイビーム自体が悪いわけではない

警察庁も、街灯の少ない暗い道路などで対向車や先行車がいない場合には、ハイビームを活用するよう案内しています。

一方で、対向車とすれ違う場合や他の車の直後を走る場合、交通量の多い市街地などでは、減光したりロービームへ切り替えたりする必要があります。

つまり、

「ハイビームが悪い」のではなく、「状況に合わせて切り替えない」のが問題です( ´Д`)=3

ところが今はオートハイビームを搭載した車も増えています。

オートハイビーム任せになっていないか

オートハイビーム

車が自動でやってくれる。確かに便利です。

でも、「AUTOにしておけば全部車がやってくれる」と思ってしまうと、今自分の車がハイビームなのかロービームなのかさえ気にしなくなる。

今ハイビームなのかどうかはメーターを見たら分かるんですが、インジケーターの意味を知らない人も増えましたね(T_T)

自動で切り替わらなければ、本来は運転手が切り替えればいいだけです。

便利な「補助機能」だったものが、いつの間にか「車に丸投げする機能」になっていないでしょうか。

爆光フォグランプ、誰のために点けてる?

フォグだけで走る車

これも夜に走っていると気になります。

やたら眩しいフォグランプとか、色がおかしい実用的ではないフォグランプとか

ヘッドライトだけでも十分明るそうなのに、さらにフォグランプまで煌々と点灯。

対向車側からすると、とにかく眩しい。光軸をわざと上げているのか!?ってくらい眩しい。

おそらくフォグの光軸をちゃんと合わせてないんだと思います。完全上向き

そもそもフォグランプは名前の通り、霧など視界の悪い状況で役立つ補助灯です。

巷では黄色フォグを付けてる意味がないって人も居ますが、個人的には別に霧とか雨じゃなくても付けててもいいと思いますが、光軸だけはどうにかして欲しい。

それなのに、「フォグ点けた方がカッコいい」「明るい方が安全でしょ」くらいの感覚で常時点灯している車もあるのではないでしょうか。

夜なのにフォグランプだけで走る車

さらに理解できないのが、夜なのにフォグランプだけで走っている車。

本人からすると明るく感じるのかもしれません。こういう車も結構な頻度で見かけます。

しかしライトは「自分が前を見るため」だけのものではありません。

周囲に自分の存在を知らせるためのものでもあります。

フォグランプよりヘッドライトの方が遠くまで照らしますからね。

自分からどう見えるかだけではなく、相手から自分の車がどう見えているのか。そこまで考えて操作するのが運転ではないでしょうか。

駐車場でヘッドライト点けっぱなし問題

駐車中ライト点けっぱなし

さらに気になるのがこれです。

夜のコンビニやスーパーの駐車場。

駐車しているのに、

ヘッドライトが点きっぱなし。

向かいの車にとってはかなり眩しい

しかも、その真正面に別の車が止まっている。向かいの車に乗っている人からすれば、とにかく眩しい。

昔なら駐車したらライトを消すという操作を自分でしていたので、自然と「向かいに人がいるから消そう」という判断もできました。

ところがオートライトが当たり前になると、

エンジンON → ライトON
エンジンOFF → ライトOFF

まで全部車任せ。

途中でライトを消すという発想自体がなくなってしまいます。

国土交通省は、薄暮時の事故対策などを目的として、周囲が一定以下の明るさになった際に前照灯を自動点灯させるオートライト機能を義務化しました。

安全のために導入された素晴らしい機能です。

夕暮れ時とかトンネルとか全然ライトを点けない人も多いですからね。そういう人にはオートライトいいと思います

ただし、「自動になった=運転手は何も考えなくていい」ではありません。

便利な機能ほど、どういう時にどう動作するのかを運転手が理解しておく必要があると思います。

「AUTO」に入れておけばOKになってない?

色々なAUTO

今の車には、とにかく「AUTO」が増えました。

ライトもAUTO。

ワイパーもAUTO。

エアコンもAUTO。(まぁこれは便利でいいと思います)

ハイビームもAUTO。

ブレーキも場合によっては車が補助してくれる。

車線から外れそうになれば警告してくれる。

前の車との距離まで車が調整してくれる。

ものすごく便利です。

でも、便利になればなるほど、「車がやってくれるから、自分は知らなくてもいい」となってしまう危険もあります。

例えばレンタカーや家族の車など、普段とは違う車に乗った時。

「ライトってどうやって点けるの?」

「フォグランプってどのマーク?」

「ハイビームの戻し方が分からない」

「パーキングブレーキはどこ?」

最近の車はメーカーや車種によって操作方法も違います。

便利な機能が増えすぎた結果、運転席に座っている本人が車の機能を把握しきれていない。

そんな逆転現象まで起きているように感じます。

私の実家の車は、トヨタの比較的新しいアクアなんですが、色々AUTOで運転しにくいんですよね^^;

バックカメラしか見ないで駐車するのは怖い

バックカメラ

バックカメラも素晴らしい装備です。

私も使います。

一度慣れると、ない車に乗った時に不便に感じるくらいです。

ただし、バックカメラはあくまで補助です。

なのに駐車場を見ていると、

画面だけを見ながらバックしているように見える人もいます。

あの運転手死角に人がいること気づいてないって場面に時々遭遇します。歩行者の方が驚いて避けてたり

バックカメラはあくまで運転を助けるもの

後ろには何も映っていない。

センサーも鳴っていない。

だから大丈夫。

本当にそうでしょうか。

カメラには死角があります。

画面の外から自転車や子供が近づいてくることもあります。

本来なら、

ミラーを見る。
目視する。
カメラを見る。
周囲を見る。

その中の一つとしてバックカメラがあるはずです。

ところが便利になりすぎると、

「確認するための補助装置」が「これだけ見れば大丈夫な装置」に変わってしまいます。

これは結構怖いことだと思います。

センサーが鳴らなければ安全とは限らない

同じことは障害物センサーにも言えます。

「ピーピー鳴っていないから大丈夫」

ではありません。

センサーがあるから安全なのではなく、

人間が確認した上で、さらにセンサーでも補助してくれるから安全性が高まる。

この順番を間違えてはいけないと思います。

今の車には衝突被害軽減ブレーキなど、事故を防ぐための高度な装備も増えています。

こうした安全技術は今後さらに進化していくでしょう。

だからこそ怖いのが、

「危なかったら車が止まってくれる」

という意識です。

止まってくれるかもしれない。

でも、

止めるのは本来、自分です。

ACCや車線維持支援は「運転しなくていい機能」ではない

クルーズコントロール

高速道路ではACCなどの運転支援機能が非常に便利です。

前車との車間距離を保ちながら速度を調整してくれる。

車線維持支援が付いていれば、ステアリング操作まで補助してくれる車もあります。

長距離移動では疲労軽減にかなり役立つのかもしれません。

でも、これもあくまで運転支援。

周囲を見なくていいわけでも、運転を車に任せていいわけでもありません。

便利な機能を使うこと自体は悪くない。

むしろ積極的に使えばいいと思います。

ただ、

機械ができることと、運転手がやらなければならないことの境界を理解して使う。

これ、今の車は境界線がかなり曖昧になってきてますよね。

昔の車の方が良かったと言いたいわけではない

昔の車が良かった

ここまで書くと、

「昔の車の方が良かったと言いたいの?」

と思われるかもしれません。

そうではありません。

個人的には昔の何も付いてない車のほうが好きですけどね。我がハイゼットカーゴはABSすら付いてませんが^^;

昔の車には自動ブレーキもありません。

バックカメラもありません。

車線逸脱警報もありません。

オートライトすら付いていない車が普通でした。

安全性を考えれば、現代の車の方が優れている部分はたくさんあります。

便利な装備をわざわざ捨てる必要もありません。

問題なのは車ではなく、便利な機能を使う側の意識だと思います。

車が100の仕事のうち20をやってくれるようになったからといって、人間が残り80だけ理解していればいいわけではない。

100を理解した人が、そのうち20を車に手伝ってもらう。

本来はそういう関係なのではないでしょうか。

車が賢くなっても運転手まで賢くなるわけではない

運転手がバカになってない?

最近の車は本当に賢いです。

暗くなればライトを点ける。

対向車を検知してハイビームを切り替える。

障害物があれば警告する。

車線から外れれば教えてくれる。

前の車に近づけば減速する。

衝突の危険があればブレーキまでかけてくれる。

昔なら運転手がすべてやっていたことを、車が次々と代わりにやってくれるようになりました。

でも、その便利さに慣れすぎると、「なぜその操作をするのか」を考える機会まで失ってしまう。

ハイビームが眩しいなら自分でロービームにする。

向かいに人がいるならライトを消す。

駐車するときはカメラだけでなく自分の目でも見る。

センサーが鳴らなくても周囲を確認する。

どれも難しいことではありません。

必要なのは最新の電子制御でもAIでもなく、「今、自分の運転が周りからどう見えているか」を少し考えること。

それだけです。

便利な車ほど「使う人」が大事

安全装備の進化には大賛成です。

これからも車はさらに便利になるでしょう。

将来的には、今以上に車が運転を肩代わりする時代になるかもしれません。

だからこそ思います。

便利な機能は、運転手が何も考えなくていいようにするためのものではなく、運転手を助けるためのもの。

そこを勘違いしてはいけない。

昔の車より、今の車の方が圧倒的に賢くなりました。

でも――

車が賢くなったからといって、運転手まで自動的に賢くなるわけではありません。

むしろ車が賢くなればなるほど、

「自分の車が今、何をしているのか」

を理解して運転することが大切になってくるのではないかと思います。

まとめ|便利な機能は「運転手の代わり」ではなく「運転手を助けるもの」

今回は、普段運転していてずっと感じていたことを、ほぼ全部吐き出してみました。

個人的には、運転支援機能がたくさん付いた車は整備する側から見てもあまり好きではないので、自分で選ぶなら今後もできるだけシンプルな車を選ぶと思います。

ただ、便利な機能そのものが悪いわけではありません。

乗るのであれば、せめて自分の車にどんな機能が付いていて、どう動くのかくらいは理解してほしいですね。そして何より、機能を過信せずに運転してほしいと思います。

こういうことをテレビCMや番組などでも、もっと取り上げてもいいんじゃないでしょうか。

メーカーも便利さをアピールして車を売るだけでなく、正しい使い方や機能の限界について、もっと積極的に伝えてほしいと思います。

車がどれだけ賢くなっても、最後に運転するのは人間ですからね。

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