【整備手帳】サンバー 冬支度 スタッドレス履き替え

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山に囲まれた田舎住まいなので,冬は雪が降るとしっかりと積もる場所です。それだけでなくとも,橋や日陰は路面凍結していることも多々あります。峠道を越えて移動することも多々あるため,前もってスタッドレスタイヤに履き替えておきます。

タイヤ履き替え

ジャッキアップする場合は,必ず上げる側の反対のタイヤに車輪止めを付けるようにしています。
そして,4WDのスイッチを入れてバックギアに入れます。こうすれば車が動き出すことを防ぐことができます。

タイヤチェック

タイヤ履き替え
タイヤ履き替え

取り付けるスタッドレスタイヤです。雨の当たらない倉庫で保管していました。
スタッドレスタイヤには二つのスリップサインがあります。50%ほど摩耗するとスタッドレスとしての機能が無くなると言われていますので,その確認のためのサインがあります。それを見ると残り2~3mmってとこですね。

スリップサインまでは5mm以上あります。
ゴムの硬さも触ってみた感じではまだ柔らかいので今シーズンまでは頑張ってもらえそうです。

製造年月

タイヤ履き替え

どのタイヤにも必ず製造年月を確認するための4桁の数字が刻まれています。このタイヤは『5016』とあります。下2桁が西暦の下2桁。上2桁が週になってます。なので,「5016」は「2016年の50週目(約12月)」に造られたタイヤということが分かります。

今年で丸4年ってとこですね。年数的にも今シーズンが寿命といった感じですね。

空気圧チェック

タイヤ履き替え

タイヤを保管していた際は,ゴムにストレスをかけないために空気低めにしていたので,適正圧まで補填しておきます。空荷時は2.1kPaですが,まだ雪が降るまでは期間があるので2.4kPaにしておきました。

雪が積もったら,設置面積を上げるためにも空気圧を下げます。

タイヤ履き替え

忘れ去られやすいスペアタイヤにも空気を補填しておきます。こちらは実際交換する際に空気が入ってないと困るので,高めの3kPaを入れておきます。

忘れられやすいところです。最近の車にはスペアタイヤ付いてませんしね。

取付

タイヤ履き替え
タイヤ履き替え

あとは,通常のタイヤを取り付ける手順で作業していきます。ジャッキを外してタイヤに1Gをかけたらトルクレンチを使って90Nで締め付けます。これでタイヤの履き替えは完了です。

サンバーは鉄っちんがほんとに似合います。今年の冬はラニーニャ現象で大雪が予想されていますので,より安全に走行したいと思います。スタッドレス4WDだからといって過信はせずに。

【おまけ】ブレーキ清掃と厚み確認

ドラムブレーキ
ドラムブレーキ
ブレーキパッド

タイヤを履き替える時はブレーキもチェックするようにしています。特に夏タイヤ→スタッドレスに変更する時です。ドラムブレーキのドラムも外してエアーで清掃しつつ,ライニングの厚みもチェック。

フロントもパッドの厚みもチェック。まだ当分は大丈夫のようです。

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