【ボリビア旅行】ウユニ奥地ツアーVer.3:満天の星空のはずが,まさかの大きな月が

2021年2月24日旅行UYUNI,ウユニ,ウユニ塩湖,ボリビア,塩湖,奥地ツアー,旅行

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Cerro Tunupa

Comedor de Sal でランチした後は次の目的地であるホテルへ向かいます。↑の写真の山のふもとにある集落にそのホテルはあります。距離にして約80kmほど,白い台地をひたすら北上します。ひたすら続く真っ白な大地と爽快な青空,写真には取れなかったけど,彼方に見える蜃気楼とかも面白かったですね。といってもずっと見続けられるわけでもなく,しばらくすると疲れもあって爆睡w

気付いたら近くまで来てました。ここで外国旅あるあるかもしれませんがちょっとしたトラブル発生。泊まるホテルが塩のホテルではないという話に・・・。ツアーを申し込んだ際に塩のホテルに泊まるという話だったんだが。その分もお金払ってるしと,友人の一人がスペイン語ができたのでガイドのおっちゃんとひと悶着ありました。それで,僕らは集落に入る手前で降ろされてガイドは相談してくるからってことで放置。

ウユニ塩湖
塩の結晶
塩の模様

放置されたものの,特に何もすることもなく,ひたすら写真撮ったり走り回ってみたりするだけw すぐ帰ってくるのかと思ってたけど1時間以上帰ってきませんでした。ツアーの中には僕ら日本人4人とは別に,ボリビアのサンタクルスという都市から来ていた若い女性2人も来ていたのですが,そちらも同じく暇を持て余してる感じでしたね。カメラ以外の道具は車の中でしたし。

もしこれが雨季だったら反射するイイ感じのウユニっぽい写真が撮れたのかもしれないけど,この時期は乾季,陽が暮れれば寒いだけです。

塩のホテル?到着

超暇してたらやっとお迎え,連れていかれた所がココ↑左の建物がホテルらしいです。オーナーと相談?してくれたのか?一応塩でできた部屋に案内されました。

一応塩で出来たホテル?というのか?というところでした(笑) まぁこういうところも外国あるあるという感じでしょうw 塩で作られているが,思ってたんと違う…ってやつですね。日本のテレビで見る影響はすごいです。もちろんもっとお金出せば綺麗なところもありますよ。やすーい金額で行こうとするからこうなるんです。まぁこの時点ではこのあと起こる出来事は知る由も無かったのでこういうツアーを楽しんでるんですけどね。(その点については追々ブログに書きます。普通の旅では経験できないようなことを経験してきましたから)

ちなみに左の写真が僕らが泊まった部屋,右側の写真は窓が付いているので友人が撮影しただけの部屋だと思います。窓が在るか無いかでこんなにも違うのか・・・。にしても急ごしらえのベッドだこと,建築に使うためと思われる塩のブロックが部屋の前に山積みにもなってるしでツッコミどころ満載の1日目のホテルです。

この日はシャワー浴びて,ご飯食べて終わり。

な,訳ないです。ウユニに来たら夜も楽しまないとね。これも楽しみにしてた満点の星空を。日本で計画してる時点でYouTubeとかで満点の星空が写されたものを楽しんだりしていましたよ。

日中のウユニも楽しいが,夜のウユニも楽しみにしてたんだ!

しかし・・・・↓

 

2019/9/9の月暦

しかし!月がめっちゃ出てましたorz まぁ分かってたことだったんですよ。スケジュール的にこの時しかウユニに行けなかったんです。まぁ結局はこの時以降は色々あって行けなかったのでしょうがなかったんですけどね。

予報では,夜中の1:09に月入りってことになってるので,夜中の3時くらいに起きて観測&撮影しようってことにして早めに寝ました。

 

星空観測☆

夜中の3時に起きて外に出てみたら,まだ明るい!写真はお亡くなりになったHDDの中のためこの時間の写真が無いのですが,遮るものが何も無いので,月明かりが普通に残ってるんですよね。しかも地面が白いから光が反射して明るいのなんのって。これは予想外でしたね。結局待ちに待って天の川が見えるようになったのは4時前くらい。その中でも頑張って撮影しましたよ。気温は-4℃でしたけどね。

ウユニ星空
大マゼラン小マゼラン

持って行ったマイクロ一眼の限界を感じますが,それでもここまでのものが撮影できました。大マゼラン星雲と小マゼラン星雲も肉眼でも観れたし,悔いは残るけど一応満足。でも帰ってPC画面で見たらブレていたという…。これもまたリベンジしたい点のひとつです。

そんなこんなしてたら夜明けです。↓

 

朝焼け

体が芯まで冷え切ってしまっていたけど,夜明けも美しかった。さすがに風邪ひきそうなのでここでいったん退散しました。

朝焼け

部屋に戻ってしばらくしたら,ガイドが朝焼けを観に少し離れた所に行こうと言ってくれていたので,準備して出発

Cerro Tunupa

朝焼けはこれまた格別ですね。めっちゃ寒いですが,感動します。言葉は要りませんね。

リャマの子ども

ウユニの朝焼け
早朝のリャマ

いったんホテルに戻ってさらに撮影。そうしたら放し飼いにされているであろうリャマの群れが現れました。大人のリャマは逃げていくけど,子どものリャマは好奇心があるみたいであまり逃げずにカメラにちょっと興味津々,これが可愛いいのなんのって。顔のサイズに対して大きな目玉は愛嬌があるし,時々振り返ってくる反応が可愛い。触ってみたかった~。下の動画をご覧ください。

本気の登山

朝食を済ませてホテルを出て次に向かうところが,ホテルがある北の方に見えていた山(Cerro Tunupa 5,321m)です。ガイド曰く「1時間くらい上ったところに展望台があるから,行って来たらいいよ。ちょっとしたハイキングだから」とのこと,私たちもまぁそれくらいなら行ってくるかと。

車に乗ってスタート地点へ向かいます。

Cerro Tunupa

この時点で標高4000m弱です。空気にも慣れているので苦しいとかいうのもありません。意気揚々とスタートします。登る前に遺跡があるらしいので,そこに行ってガイドを聞いてきましたが,内容は覚えていませんw 昔この山に住んでいた原住民のものらしいです。お墓ですね(Cementerio de Chullpas)骸骨とかがありました。

スペイン語でお墓は”Cementerio"(セメンテリオ)って言います。

Cementerio de Chullpas
Cementerio de Chullpas
Cerro Tunupa
Cerro Tunupa
Cerro Tunupa

登っている途中で気付きました。コレ本気の登山やん。ハイキングとかいうレベルじゃないし。水持ってきてないし。今まで4000m弱のところで動き回っていたので,そのくらいの標高には慣れているが,さらに上昇すると息が苦しい。酸素濃度が低くなっていくのがよく分かります。でも景色は最高です。雲にも手が届きそうなくらい近い。

写真に見えている石垣は,原住民が築いたものらしいです。航空写真で見るとその範囲は山全体に及んでいます。高山なので風や雨が強い日もあるだろうにそれでも崩れないで何千年も残ってるのはすごいですね。そんな石垣をずっと見ながら,息を切らして登っていきます。

何が1時間のハイキングだ!めちゃくちゃシンドイぞ!

山の簡単な説明

Cerro Tunupa

息を切らしながらハイキングしてる山の名前はCerro Tunupaって言います。Cerroはスペイン語で”丘,小山”って意味があります。小山って言っても標高5,321mあるんですけどね。ってもウユニ塩湖がすでに3,700mくらいありますから,見た目は1,600mくらいの山ですね。

この山は休火山です。山頂まで登るとその名残が残っています。

ヒィヒィ言いながら,途中で諦めそうになりながらもやっと展望台があるというエリアまで来ましたが,そんなものはありませんでした。

Tunupa山頂付近

ここまでくるとこの山が火山だったんだというのがよく分かります。ここからさらにてっぺんまで行くとなると,さらに2時間くらいかかるらしいです。この場所の標高は5,000mくらいでした。富士山も登ったことないのに,富士山を越える山に登るとは思ってもみませんでした。といってもたった1,000m登っただけですけどね。

ここのハイキングツアーもおススメです。景色がとてもいいです。空がとても近く感じるのも気持ちよかった。雨季に来るとまた違った景色が見れるんでしょうねぇ。

休憩した後は,一気に駆け下りましたw

サボテンアイランド

Isla Incuahuasi

登山の後は次の目的地へ向かいます。私の中ではサボテンアイランド(何かのゲームに出てくる名前ですが)と楽して呼んでるところです。正式名称は,”Isla Incuahuasi” ,インカワシ島です。この島,島中の至る所にサボテンが生えているのです。ウユニ塩湖のほぼ中心に位置しています。

サボテンアイランド
Isla Incuahuasi

ガイドの説明曰く,このサボテンは1年で1cmしか成長しないらしく,8mくらいあるものは800年かけてその高さになったものだと言っていました。サボテンの針はめちゃくちゃ硬く,手を付こうものなら怪我は必至ですね。遊歩道の中にも生えてますから注意しながら歩きましょう。

入場料が30Bs(約450円)かかります。頂上まで遊歩道があるので上ることができます。頂上では360°ウユニ塩湖とサボテンを見ることが出来る絶景ポイントになっています。雨季にはこの島には近づきにくくなるため,雨季の時期に来るツアーは少なく,乾季に来ることが多いポイントのひとつだということを聞いたことがあります。登山後のこの島を頂上まで歩くのも何気にキツかった。

ガイド変更

この島はあらゆるツアー会社の中継地点やツアーの内容によってはゴール地点になってるようです。私たちのツアーもここでゴールする人たちが居ました。一緒に乗っていたサンタクルスから来ていた女性二人組です。彼女たちはここで終わりと言っていました。次のガイドが来るまでしばらく待機です。

車を乗り替えたら,ここから奥地ツアーの開始になります。

長くなりましたので,ウユニツアーVer.3はここまでになります。続くブログをお楽しみに。良ければこのブログをシェアお願いします。

¡Hasta luego!(さようなら)

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