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【ボリビア旅行】迷惑千万,ウユニでブロケオ:ボリビア・日本大使館情報にも載った

日本大使館メール

ウユニ奥地ツアーを楽しんで,ツアーの開始地点であるウユニの街にあともう少しで到着するというところでトラブル発生です。といっても,トラブルが起こる可能性があるというのは前日の日本大使館からのメールで予想していましたが,思ってた以上のことが起こりました。

上記の大使館メールにもある通り,道路封鎖(Bloqueo:ブロケオ)っていうものです。ボリビア名物といっても過言ではない旅行者にとっては迷惑千万な出来事です。ブロケオについてはボリビア在住の友人のブログに詳しく載せられていますので,そちらをご覧いただければ幸いです。

さっそくボリビア名物の洗礼を受けたということですね。ブロケオは主に政情不安が関係して起こることが多いようです。渡航したあたりでボリビア大統領選挙があるためブロケオに遭遇する可能性があるという情報は得ていましたが,まさかウユニというローカルな街での政情不安に巻き込まれるとは思いませんでした。

ちょっとしたパリダカ気分

メイン道路は,ブロケオを起こしている一部住民たちによって封鎖されているため通れません。もし見つかってしまうとさらなる危険に遭遇してしまうことになります。というのもその一部の住民からすると「ウユニがこういう状態の時に,お前ら(ガイド)は仕事してるのか?乗ってる奴ら(観光客)も車から降りて歩いてウユニ入りしろ!!」ってなことになるわけです。

そもそもなぜこういうことが起こったかということですが。うろ覚えになりますが,ウユニにはその町だけで議会というものがあります。その議会に約10人ほどの議員が居るようでして,どうもちゃんと政治を行わない?それらの議員に対して辞職を促したそうです。しかし3人が辞職を拒否し,それに怒った住民がブロケオを引き起こしてるようです。

ウユニの街は観光業で成り立っているところですから,ブロケオをすれば観光業がダメージを受けるわけです。そうなると信頼ガタ落ち,観光客が減ってお前ら(議員)にも影響が及ぶぞ!という感じみたいです。こちらからしたら「なんやそれ!? 自分で自分の首絞めてるだけやん!」って感じなんですが・・・。

もうねバカみたいな理由なんです。こちらからしたらそんなの勝手にやってくれ,こっちに火の粉飛ばすな!って感じなんですが,そうもいかないのが現状です。まっすぐウユニ入りできないので,道なき道を,各ツアー会社の車がパリダカのようにブロケオ隊に見つからないようにウユニに近づいているってわけなんです。私たちのツアーガイドも頑張ってくれました。なんとかできるだけウユニの街に近づいてくれて,もうここが限界だってところで見つからないように建物の影に隠れたところで降ろしてくれました。ここから約2kmくらいだろうか歩いて中心部に行きました。

下の画像がその光景です。他のツアー客も歩いて中心部を目指していました。中にはブロケオ隊に捕まった人も居たとか。

この後はバスに乗ってラパスに戻る予定にしてたのだが,ココからさらに問題が大きくなっていきます。

ウユニに歩いて戻る
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ウユニを発てない!?

迷惑を被るツアー
迷惑を被るツアー

歩いてウユニに戻ってきたのが夕方6時ごろ,上の画像は約7時ごろです。ブロケオのためラパス行きのバスなんてありません。ツアー会社に駆け込むと,出発前に対応してくれたおばちゃんもお手上げ状態。「申し訳ない。申し訳ない」と言ってましたよ。どうも今回のブロケオはウユニ始まって最大のものらしくツアー会社も頭を悩ませているらしいです。ブロケオを起こしているのはツアーに関係ない他の住民らのようです。ツアー会社同士で対応に追われていました。

待ってる間に聞いたのですが,前日にウユニ入りしたツアー客は,ウユニの手前25km地点でブロケオ隊によってバスから降ろされ,8時間歩いてウユニ入りしたと言っていました。その時の画像が↓です。

ウユニへ向けて25km8時間歩くツアー客

やっと脱出できる!?

迷惑を被るツアー
迷惑を被るツアー

ウユニに歩いて戻って待つこと数時間,情報が入ってきました。「パスポートを持った外国人観光客だけ,バスで市街へ脱出させる」というもの。とにかくウユニの街を出て隣の町まで行けばどうにかなります。ウユニに滞在していたツアー客(結局何人居たんだろ)は誘導されてバスが並ぶ場所へ行かされ,並ばされます。

しかし,ここからがまた長かった。ちなみにこの時点で日付をとうに過ぎて夜中の3時です。

ウユニ政情不安

並んでる横では,見せびらかすように議員会館みたいな場所でひたすら抗議が行われています。3人立てこもっていた議員は2人が降参したようですが,残った1人のせいで私たちは迷惑を受けています。途中パトカーが来たり,救急車が来たりしていましたが,何ら変化なし。そんなこんなしてたら,スペイン人のツアー客の一人であるおばちゃんが発狂(;’∀’) なにやらスペイン大使館に電話して大使館を通してボリビア政府に抗議を投げたようです。そりゃキレてもおかしくない状況です。抗議をしたもののこの時点では何も動きは無かったのですが,このおばちゃんのおかげでラパスに帰れたのですが,それはまだ先の話(-_-;)

待たされまくってやっと動きが。パスポートを見せて外国人であることを見せてバスに乗り込んだら疲れで爆睡してしまいました。といっても寝てしまったのは2時間程度,目が覚めたら空港近くで停止中,どうなってんだ?と待っていたら,載った場所に逆戻り,結果バスから降ろされてしまいました。外国人だけ脱出させるという計画はブロケオ隊によって阻止されたようです。

時間は明け方に近いがまだ夜中,ツアー会社にホテルに泊めさせてくれと連絡して,結局その日はホテルに泊まりました。

今度こそはウユニ脱出できるか!?

結局寝たのは朝方5時ごろだろうか,10時くらいに目が覚めてシャワーを浴びて,紅茶を飲んでこの状況をどう打破しようかと友人と相談。高い運賃払って飛行機でサクッと帰るか,もう少し粘ってみるかと話してみて,もう少し粘ろうということに

ゆっくりしてたらお昼になったので,レストランを探すも開いてません。軒並み閉まってます。ここにもブロケオの影響が出てるんですよね。みんなは議会に対して抗議してんのに,店を開けて商売してんのか!ってな感じがあるらしく店を閉じてるらしいです。といってもお腹は空くので街ブラしてたら一件だけ看板を出さずに営業してる店がありました。観光客と一部の迷惑がってる住民向けに食事を出していました。

なんか久しぶりに美味しい料理食べた感じがしました。牛肉とサラダとご飯にスープのシンプルなやつですけどね。

昼食食べてしばらくしてたら,路頭に迷うツアー客向けに炊き出しが行われました(;’∀’) もう30分くらい待てばタダ飯にありつけたのか・・・。他にもクッキーとミネラルウォーターも配っていたのでそれはありがたく頂きました。ツアー会社らが手配したみたいです。親切な人はとても親切なんです。一部の過激的な人が迷惑をかけてるんですよ。本当はボリビアはとてもいい所なんですよ。

炊き出し

ツアー会社結託!!

ツアー会社は,信頼を損なわないように何としてでもウユニから脱出しようと頑張ってくれていたようです。あらゆるツアー会社が結託して車を手配し全員を乗せて脱出する計画です。これは彼らが身の危険を顧みず行動してくれるっていうことです。もしブロケオ隊に見つかれば何をされるか分かりませんからね。

ブロケオ隊に見つかる!

ガイドが頑張ってくれましたが,見つかってしまいました。逆側からブロケオ隊が走ってきたのです。強行突破はさすがにしません。どこの誰が突破したか分かるからでしょうね。彼らの身に危険が及びます。交渉役の人が出てきてしばらく交渉してくれてました。途中パトカーも来たりしたのですが,この国では日本と違って警察は一般人よりも力が弱いので何もしてくれないんですよね。

数十分経ったら交渉が上手くいったのか通してもらえました。

またしてもブロケオ!

いやもうほんとしつこいですね。ここまで読んでくださりありがとうございます。もう少しの辛抱でございます。先ほどの交渉から順調にいったかと思ったのですが,またしても止められました。ココを抜ければもうこの先には何もないんですが,最後の最後で妨害です。他の外国人ツアー客はもうキレる寸前です。交渉役の人も難航してるらしく,一触即発の状態が数時間続きました。なぜここまでして妨害するのか不思議なくらい。大大大迷惑でしかないです。結局日が暮れるまで先に進むことはありませんでした。

とどめに,ブロケオ隊は食事班が来て食事をする始末,それにとうとう外国人ツアー客がブチ切れましたよ。ブロケオ隊は自由に食事してるのに,自分らは何日も予定を狂わされた挙句食事もまともに食べてない人も居るし,もうしょうがない状態ですね。交渉役の人は必死に暴力だけにはならないように皆を抑えてましたが,もう限界でしたね。

で,どうなったかというと,交渉決裂のようです。ココから先には進ませてもらえることはありませんでした。引き返しです。ツアー会社やガイドたちも頑張ってくれましたが,もうこれが限界のようです。ウユニに戻ってひたすら状況が落ち着くのを待つか,飛行機で帰るか。私たちももう限界でしたから,飛行機というプランに変更することになりました。

ウユニブロケオ タイムライン

空港に向かう道中のブロケオです。周りにあるあらゆるものを使って道路を封鎖しているのがお分かりになると思います。通行を妨害できるのであればなんでも彼らは使います。ダンプカーでやってきて土砂を置いて立ち去るなんてこともするくらいですから。詳しくはボリビア在住の友人のブログをご覧ください。

 

飛行機で帰りました。

ウユニの空港1km手前のところで降ろされ,疲れ切った体でテクテク空港まで歩きその場で航空券を買いました。日本円で約15,000円(高い!高すぎる!)

フライトはもう最後,約24時発。

本来はこの時間には飛行機は飛んでないんです。でもこのブロケオ騒動のために臨時便が出たんです。覚えておられるでしょうか。発狂したスペイン人のおばちゃんを(笑) スペイン大使館が政府と掛け合ってくれて臨時便を飛ばしてくれたようです。キャビンアテンダントはもう顔が死んでましたね(^▽^;) 政府は飛行機は動かせてもウユニの議員は動かせなかったようです。ラパスの夜景が見えて来た時はほっとしましたよ。

楽しかったウユニ奥地ツアー,最後の最後にとんだ大騒動がありましたが,なんとか怪我などすることなく無事に戻ってくることが出来ました。結局ウユニの騒動はその後数日間続いたそうで,飛行機で帰って正解でした。後にも先にもあれほどのブロケオ騒動は無いだろうとのことでした。

まぁ普段の旅行で出来ない経験ができたってことで,これはこれで今では笑える思い出話です。ブロケオは勘弁ですが,またウユニには行きたいです。次は満点の星空が見れる時に行きたいですね。あともう少しランクを上げたホテルに泊まりたいかな。

ブログをご覧いただきありがとうございました。ウユニ奥地ツアー関連はここで終了となります。がしかし,ボリビア旅行においてのトラブルはこれで終わらなかったというね。ウユニが始まりだったという。まぁその件については追々アップしたいと思います。

 

追伸:ボリビア・日本大使館に載っていた!

ボリビア日本大使館

最近,一緒に行った友人が大使館の安全情報の中にウユニの時のことが載ってると連絡をくれました。ほんの一行だけなんですが,載ってました。

『2019年9月,ポトシ県ウユニ市で,市役所に抗議するストライキが複数回実施され,市内の交通が麻痺し,邦人観光客を含む外国人観光客が同市内で数日間足止めされる事態となった』

たった一行だけしか書いてないけど,ホント大変だったんよ!って言いたい。でもまぁウユニ奥地ツアーを楽しんだ後だったからまだいいけどね。

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