【整備記録】スズキ バーディー90 排気ガス還元装置撤去
今回から新しく追加するバイクは、スズキ・バーディー90です。CBに続きこれもマイナーな車種ですね。ビジネスバイクとして販売されていましたが、田舎銀行とか交番勤務の警察官くらいしか乗ってるのは見たこと無いレベルのバイクです。カニ目のようなウインカーや、チューブレスタイヤが履けるキャストホイールなど独特の仕様になっています。
マニアックなバイクのため、ググってみても情報が少なすぎて、メンテナンス情報も少ないという。
このブログに訪れた方は、参考程度にご覧いただければ嬉しいです。
排気ガス還元装置
バーディーには排気ガス還元装置が付いています。色んな言い方があります、排気ガス”浄化装置”、”再生装置”、”再循環装置”などなど。ざっくり言うと、排気ガスを少し吸気に混ぜてやることで、排気ガスを綺麗にするという仕組み。こういうのが原付きにも求められる時代なんですね。
個人的にはこれ好きではないです。そういう人も多いと思います。吸気系統が極端に汚れるんですよね。なので撤去します。(まぁ効果なくてもこういう余計なものは外したくなります)
撤去
キャブから出る中央の細い負圧のホースは反対側の還元装置につながっています。装置には他に2本のホースが刺さっています。1本は排気ガス、もう一本はエアクリへ。どちらも撤去して、本体も取り外します。
ホースは少し残してカットし、折り曲げてインシュロックで固定しメクラします。これで二次エアを吸わないので調子が悪くなることを防げます。
こちらが排気ポート部分から生えでたパイプになります。本来ならココも外して蓋したほうがいいんだろうけど、手元に使えるものが無かったためそのままにしました。
反対側は、装置につながっているため、適当なボルトを差し込んでメクラしました。
エアクリにつながる方はプラスチックのジョイントが刺さっていたので、ビニテで塞いでホースに差し込んでおきました。適当すぎてスイマセン^^;
レビュー
今までの経験上、他のバイクでは効果がよく現れる作業でした。
このバイクも…いい感じです。エンジン回転がほんの少し軽くなったような・・・。プラシーボでもいいんです。汚い空気を吸わせるよりフレッシュエアーを吸わせたほうがエンジンにはいいと思うという持論です。燃費は少し良くなったかなという程度でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません