【愛車紹介】バイク,スズキ:グラストラッカー
2021年2月12日グラストラッカー,バイクグラストラッカー,グラトラ,スズキ,バイク,愛車
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グラストラッカーについて
今回はバイクの愛車,スズキ:グラストラッカーについて取り上げます。
グラストラッカー(以下グラトラ)は,2000年4月に発売されたスズキの4st単気筒250ccバイクです。
とても軽い取り回しで街中を走りやすく,女性にもとても人気があったバイクです。
2000年に放送されたテレビドラマで元SMAPの木村拓哉さんが乗っていたバイクに,ホンダ:TW200がありますが,そのあたりのトラッカーバイクブームで発売されたのは知られた話ですね。
スズキ:グラストラッカー
ホンダ:FTR
カワサキ:TR250
ヤマハ:TW200,SR
などなど,他のメーカーからも同じようなバイクが発売されていました。
スカチューンと言われる改造をして乗る人が多かったですね。
いわゆる,走りには必要ないといわれるバーツを外していってスカスカにするというもの。
エアクリーナーはパワーフィルターに,シートは板状に,バッテリーは外し,泥除けも外すか小さくする,といった今でもよく見かけるカスタムです。
わたしのバイクも手に入れた当初は一部がそういう仕様になっていました。
といってもエアクリーナーがパワフィルになっていて,バッテリーは小さいものに変更され,スーパートラップマフラーが付いているという感じですね。
脱線しましたねw
グラストラッカーは,見た目こそほぼ変わっていませんが,2017年に発売を終えるまでに少しずつ仕様変更されています。
初代モデル
エンジンは249cc空冷単気筒4st・SOHC4バルブを搭載
同じエンジンを積んだ車種として,スズキ,ボルティーやマローダー250と共通
当時のエンジンは,セルスターターに加えてキック始動もできるようになっていました。(私のグラトラはコレですね)
とてもシンプルな作りで,壊れにくいエンジンです。整備もとてもしやすいですね。
グラストラッカービッグボーイ
翌2001年には,通常仕様のグラトラをベースにほぼ同じパーツを使用しつつも,一部だけ仕様の違う『ビッグボーイ』が発売されます。
・タイヤ径の拡大・ブロックタイヤの採用・フロントフォークとスイングアームの延長・ワイドハンドルなどなど
通常仕様のグラトラとビッグボーイはマイナーチェンジの内容はほぼ同じような感じです。
マイナーチェンジ
2001年末コストダウンのために一部変更がなされました。
エンジンはキックが廃され,セル始動のみに,パッシングライト廃止,ハザードスイッチの廃止などなど他にも細々とした気付かない部分でのコストダウンがなされました。
2004年4月に再度マイナーチェンジがなされ,エンジンがSOHC4バルブから2バルブに変更され,高回転寄りから,低回転寄りのセッティングに変更されました。
2008年9月に排ガス規制に対応させるために,キャブレターを廃しインジェクションに変更されました。
それに伴い,大きな変更として,燃料タンク容量が増量(6L→8L),燃料残量警告灯の追加がなされました。
他にも変更点はありますが,大まかにこんな感じですね。
なので,パッと見は違いが分かりにくく感じますが,ちょっと目を凝らしてみると,「あ,あのグラトラはこのくらいのモデルか」という感じで気付くと思います。
カスタムされてるグラトラでも,キックの有り無しとか,エキパイが2本か1本かとかで分かる感じですね。
以下愛車グラトラの仕様 | |
型式 | BA-NJ47A |
発売年 | 2000年 |
全長(mm) | 1995 |
全幅(mm) | 900 |
全高(mm) | 1130 |
ホイールベース(mm) | 1325 |
車両重量(kg) | 134 |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量(cc) | 249 |
最高出力(PS) | 20 |
最大トルク(kgf・m) | 2.1 |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量(L) | 6 |
我がグラトラ
このグラトラは友人から譲ってもらったものなんです。
友人は時々乗る程度だったようですね。屋根付き(地下駐車場)のところに保管はされていましたが,ほぼノーメンテだったようで,色々とくたびれていました。
以前の保管場所は神奈川県海老名市,比較的海が近い所でしょうか,ですので屋根付きとはいえ錆が見られます。
ハンドルは,コンドルハンドル,マフラーはスーパートラップ,テールランプは電球の熱でレンズが溶けて,ナンバーも無理やり取り付けてある感じでしたね。
私の所に来てある程度は元に戻しつつも別のパーツを付けたり。
いくつかご紹介します。
バッテリーケースとノーマルエアクリ
もとはアルミのバッテリーケースが取り付けられていたのですが,錆びていたし,ケースの水抜きがうまくいかず雨水が溜まっていたので取り外しました。
それに伴い,パワフィルを取外しノーマルエアクリに戻しました。
今はサイドカバー待ちといったところです。
2017年まで生産されていたバイクですが,部品の入手が難しくなってきているのと,中古部品も出回らなくなっているため修理やカスタムが難しくなってきている現状です。
テールランプ
テールランプは取り付け方が無残でしたので,社外のLEDテールランプを入手し,LEDを変更しもっと明るく光るように改造して,取り付けました。
反射板も無かったので,法的に問題ないものを取り付けました。
ヘッドライト
ノーマルヘッドライトは残念ながらH4バルブといえどめちゃくちゃ暗かったのでLEDに変更です。
Amazonで評価の高かったバルブに変更しました。
ファンレスタイプ
ハンドル
ハンドルは運転しにくいコンドルハンドルに変更されていましたので,汎用の運転しやすい形状のものに交換しました。
グラトラの純正ハンドルはさらに乗りにくいと評判なので,最初のカスタムとしてハンドルを交換する方も多いみたいですね。
メーター
純正メーターは,トリップが付いていないので,燃料給油のタイミングが分からないんです。インジェクションになってから警告灯が付くようになりましたが,キャブモデルにはありません。
それに燃料タンク容量が6Lとめちゃくちゃ少ないので,それもあって思ったより走りませんw
ですので,これまた汎用の回転計付のメーターに変更です。トリップも付いているので,給油のタイミングが分かるようになったため,とても助かりました。
サイドバッグ
グラトラは収納場所が無いので,サイドバッグを取り付けました。
使ったのはランドセルですw
だいたい二度見されますw
バイク専用品ってめちゃくちゃ高いので,流用しました。
小学6年間使ってもまだ使える耐久性を備えたバッグです。中古価格は驚きの1000円,使わない手はないでしょう。
昔のランドセルと違って今のは合皮なので,雨に濡れても大丈夫だし,物もたくさん入ります。急な雨でも大丈夫なように,「こうつうあんぜん」と書かれた黄色のカバーを付けてもいいかもしれないw
一泊くらいのツーリングならこれで十分じゃないだろうか。
最初は右だけ付けてましたが,後ろから見た時のバランスが変だったので,左右にしました。
色が違うのはご愛敬(右側,黒色として買ったのだが,届いたのはダークブラウンでした)
今後の整備
改造というよりも,メンテナンスが必要ですね。
前後タイヤも溝はありますが,2014年製のためゴムが硬くなってきていますので要交換です。それと同時に,リムバンドにチューブも交換です。
サイドカバーも探さなければいけません。
マフラーもスーパートラップはあまり好きではないので,もう少し音量を抑えたマフラーにしたいところ。
フロントフォークもいつかオーバーホールが必要ですね。新車時から一度もメンテナンスされてないでしょうから。
以上のような感じでしょうか。
いつまでこのバイクには乗るでしょうか。
個人的にはやはり125ccくらいのバイクが好きなのでもしかしたら,いつかは鞍替えするかもしれません。
それまでは大事に乗っていきます。
以上,愛車スズキ グラストラッカーの紹介でした。
お付き合いいただきありがとうございました。
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