【バイク整備記録】グラストラッカー,フロントタイヤ交換とその他メンテナンス
2021年5月17日グラストラッカー,バイクD404F,DUNROP,PROGRIP,グラストラッカー,グリップ,グリップエンド,タイヤ交換,ダンロップ,チューブ,チューブタイヤ,バイク,フロントタイヤ,リムバンド
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譲り受けた時から手を付けていなかったフロントタイヤの交換です。距離は乗っていなかったので溝もまだまだあるし,グリップの低下も特に感じられなかったのでそのままにしていたのですが,ゆっくりエア漏れしてる疑いがありましたので,この際新品交換することにしました。チューブタイヤの交換は久しぶりです。
作業開始



タイヤ取り外し



タイヤ交換の際は,地面に直置きではなくて木の板などを敷いて傷がつかないように注意します。エアバルブからムシを外して中の空気を抜きます。そして2本のタイヤレバーで少しずつ外していきます。外すときは,手前側のタイヤを膝で踏んでおくと反対側に少し余裕ができるので外しやすくなります。



片側全周外れたらチューブを取り出します。そしてタイヤを完全に外すためにタイヤレバーとゴムハンマーを使って完全にホイールから分離させます。ホイールに錆びなどはありますが,リムバンドもきれいに残っているし,錆びをワイヤブラシで磨けばそのまま新しいタイヤを取り付けれます。
タイヤの製造年月の見方

ちょっとここでタイヤの製造年月の確認の仕方についてです。タイヤの側面には,4桁の数字が並んでいるのが刻印されています。これは車のタイヤも同じです。下二桁は,西暦年の下二桁です。上二桁は,週を表しています。このことから,このタイヤは,2014年の35週目,約9月ごろに製造されたタイヤであることが分かります。ご自分の車やバイクのタイヤがいつ作られたものか確認する場合はココを見ると良いです。
タイヤ組付け



新しく取り付けるタイヤは,DUNROPのD404Fというもので,サイズは3.00-18です。タイヤ交換の際は,取り外したチューブがどんなにきれいでも新品に替えるのが鉄則です。きれいに見えてもゴムは劣化していますし,チューブレスタイヤと違ってチューブタイヤの取外し&取付は手間ですからね。リムバンドも新品に交換します。
リムバンドは,スポークホイールに取り付けられている部品です。スポーク末端の取付ネジでチューブを傷めないために使用されています。



ちょっと画像が飛んでいますが,新品のタイヤの片側部分はタイヤが柔らかいのもあってすんなりはめれます。チューブを入れるときは,少し空気を入れてから挿入するといれやすいです。全体にはまったら,いったん空気を抜いて,外すときの逆の要領でタイヤレバーで組付けていきます。レバーを差し込む際,レバーの先でチューブを挟んだりしないように注意です。挟んだまま作業すると簡単に穴が開きます。全体はめこんだら再度チューブに空気を少し入れてタイヤとホイールの隙間からチューブが挟まっていないか確認します。挟まっていたら空気圧を調整しつつタイヤを左右に動かしているとチューブがタイヤ内部に入って行ってくれます。決してマイナスドライバーなどで押し込んだりはしないように,すぐ傷をつけてしまいます。
慣らし運転

問題なくタイヤを組み付けれたら逆の手順で戻していき,空気を適正圧にして慣らし運転します。新品のタイヤ表面にはコーティング剤などが塗布されているのでそれを取り除くために,急が付く運転を避けて10kmほど走りまわるとタイヤ表面の状態が良くなります。これを俗に「皮むき」っていいます。タイヤ表面の薄皮を剥くみたいな。これをせずに急にコーナーとかでバイクを寝かせるとグリップせずに転倒したりします。人によっては,パーツクリーナーとかでタイヤ表面を拭く人もいるそうですが。
その他メンテナンス
メーターワイヤーの清掃&注油

タイヤ交換の時でなくてもできる作業なのですが,ちょうどよかったのでメンテナンスしました。機械式のメーターが付いてる車両は,車種にもよりますがフロントホイールにメーターギアが付いてて,それとメーターをつなぐメーターワイヤーがあります。ワイヤー内部は走行中は常に回転しているワイヤーが通っていまして,これも定期的にメンテナンスしてあげる必要があります。古いグリスをきれいに拭き取り,新しいグリスを薄く手を使って擦りこんであげればOKです。ワイヤーのカバー部分はパーツクリーナー等で洗って綺麗にします。雨の日もバイクに乗られる方は定期的に忘れずに行いましょう。けっこう錆びやすいパーツです。
グリップとグリップエンドも交換



くたびれてたグリップも交換です。取り付けるのは,前と同じものデイトナのPROGRIPです。古いものはカッターで切り取って撤去し,薄くボンドを塗って新しいのをはめこんで終わり,簡単です。グリップエンドは,ハンドルをアルミに替えたら内径が合わず古いのが付かなかったので汎用のものに変更です。
これでしばらく安心してバイクに乗れます。といってもコロナでほぼ乗ってませんけどね。乗らなくても傷むのが悲しいところ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。引き続き Fun Hobby’s blog をお楽しみください。
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Posted by k-jumbo
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