L275Sミラのリアショック交換方法|KYB NEW SR SPECIALに交換【11万km】
10万kmを超えた車なので、いろいろな部分が劣化しているのは仕方ありません。
その中でも特に気になっていたのが、ショックアブソーバーです。
大きめの段差を通過すると、リアが簡単に突き上げるような感じで、乗り心地がよくありませんでした。
確認してみると、リアショックはかなり劣化しているようです。
純正品に交換することも考えましたが、今回はKYB(カヤバ)のNEW SR SPECIALを購入しました。
フロントとリアの1台分セットが、ポイントも使って比較的安く購入できたんですよね。
まずは作業が比較的簡単なリア側から交換していきます。
L275Sミラのリアショックを交換した理由
このミラは走行距離が11万kmほどで、足回りの劣化が気になっていました。
特にリアは、大きな段差を越えたときの突き上げが気になります。
ショックアブソーバーはスプリングの伸び縮みを抑える部品なので、劣化すると車体の揺れが収まりにくくなることがあります。
もちろん、突き上げの原因はショックだけとは限りません。タイヤやブッシュなど、ほかの部分が影響する場合もあります。
ただ、今回のミラではリアショックの状態が明らかによくなさそうだったので、交換することにしました。
交換するKYB NEW SR SPECIALと必要な部品
今回購入したのは、KYBのNEW SR SPECIALです。
純正品にすることも考えましたが、フロントとリアがセットになった商品を購入できたので、こちらを選びました。
NEW SR SPECIALは純正形状の交換用ショックですが、純正とまったく同じ乗り味になるとは限りません。
今回は、長年使用した純正ショックから新品に交換することで、乗り心地がどのように変わるのか楽しみです。
なお、ショックアブソーバーは車種や年式、駆動方式などによって適合品番が異なります。
購入する場合は、L275Sという型式だけで判断せず、車両情報とメーカーの適合表を確認したほうがよいですね。
今回はショックと一緒に、取り付け部分のゴムブッシュも一部交換します。
L275Sミラの純正リアショック取り外し
ジャッキアップしてショック下側のボルトを外す


まずは車体を持ち上げて、作業しやすいようにリアタイヤを取り外します。
リアショックはタイヤを外さなくても作業できる場合がありますが、今回は外したほうが作業しやすいので取り外しました。
車体を持ち上げる際は、必ず平坦で硬い場所で作業し、指定の支持位置にリジッドラック(ウマ)を設置します。
ジャッキだけで車体を支えた状態では作業しません。
ショック下側の固定ナットを外しますが、この段階ではボルトを抜かずに残しておきます。

続いて、別のジャッキを使い、リアの足回りを下から軽く支えました。
こうしておくと、ショック下側のボルトに無理な力がかかりにくくなり、抜き取りやすくなります。
リアにはスプリングがあるため、ショックを外すときは足回りが急に動かないよう注意が必要です。
特に、ショックが伸び切り位置を制限している場合、取り外しによって足回りが下がることがあります。
スプリングの状態や支持方法を確認しながら作業します。
ショック上側のナットを外す


次はショック上側の固定部分です。
室内側のカバーを取り外すと、ショック上部のナットが見えます。
ここで少し面倒なのが、ショックのシャフトが供回りすることです。
ナットだけを回そうとしても、シャフトが一緒に回ってしまいます。
インパクトレンチで一気に緩めようともしましたが、シャフトが簡単に回ってしまい、うまく外せませんでした。
結局、シャフトを固定しながら地道にナットを緩めることに。
こういうところは、適切な工具を使ったほうが確実ですね。
取り外し後は、ショックとブッシュ類の取り付け順序を確認しておきます。

外したショックは左右とも完全に抜けてますね。押し込んでも全く戻ってきません。
リアショックのゴムブッシュ交換と取り付け順序

リアショック上部には、ゴムブッシュやワッシャーなどが組み合わされています。
今回は、ショック交換に合わせて一部のゴムブッシュも新品にしました。

こちらは、室内側に取り付けるブッシュです。値段は1個500円ほど

こちらはショック上部の車外側に取り付けるブッシュです。値段は1個1000円ほど。ブッシュはモノタロウで注文しました。
ちなみにこれは2023年購入当時の参考価格です。


ちなみに取り付けるとこんな感じです。
こちらは車外側、ボディに差し込んでから上部ブッシュを付けてワッシャーを付けて、新品のナットを取り付けて締め込めばOK。
ナットはKYBのショックに新品が付いてきますので別に注文しなくても大丈夫でした。


ブッシュは必ず交換しなければならないというわけではないようですが、せっかくショックを外すので新品と比較してみることにしました。
実際に並べてみると、古いブッシュはそれなりに変形していました。
ただ、触ってみても極端に硬化している感じはありません。
まだ使えたのかもしれませんが、今回は交換しておきます。
組み付ける際は、車外側のブッシュをボディ側に取り付け、ショックを通した後、室内側のブッシュとワッシャー、ナットを組み付けます。
実際の順序や向きは、車両の整備資料と部品の指定に従ってください。
純正ショックとKYB NEW SR SPECIALを比較

取り外した純正ショックを確認してみました。
左右とも、シャフトを押し込んでも戻ってきません。
完全に抜けているような状態ですね。
ただし、ショックの構造によっては新品でも自力でシャフトが戻らないものがあります。戻り方だけで良否を断定できるわけではありません。
今回のミラでは、走行中の突き上げや走行距離なども考えて、交換が必要だと判断しました。
続いて純正ショックとKYBのNEW SR SPECIALを並べて比較します。
こうして見ると、KYBのほうが一回り太いんですね。
見た目からして、なかなか頼もしそうです。
もちろん、太ければ必ず性能がよいというわけではありませんが、新品に交換することで乗り心地が改善することを期待したいところです。
KYBリアショックの取り付け



取り付けは基本的に取り外しと逆の手順です。
まずはショック上側を取り付け、続いて下側を固定します。
下側の取り付け穴が合わない場合は、足回りを支えているジャッキで高さを少しずつ調整すると、ボルトを通しやすくなります。
無理にボルトを叩き込むのではなく、取り付け穴の位置を合わせてから組み付けます。
ちなみに、今回の作業ではショック下側のボルトを再利用しました。
ただし、再使用の可否は整備資料で確認する必要があります。再使用不可と指定されているボルトやナットは新品に交換しなければなりません。
また、ショックの固定部は指定された締め付けトルクで締め付けることが重要です。
ゴムブッシュを介して固定する部分では、締め付け方によってブッシュの変形状態も変わります。
車両の整備資料とKYBの取扱説明書に従って組み付けます。
交換後の確認と今後の整備



最後にタイヤを取り付け、ホイールナットをトルクレンチで締め付けます。
もちろん、締め付けトルクは車両指定値に合わせます。
取り付け後は、ショックの固定部分や周囲の部品に異常がないか確認して作業完了です。
ちなみに、今回タイヤを確認すると、スリップサインが近づいていました。
こちらもそろそろ交換が必要ですね。
車検前には交換しておきたいところです。
リアショックの交換は、整備に慣れている人なら1時間ほどでできる作業かもしれません。
ただし、作業環境や固着の有無によって時間は変わりますし、足回りの整備なので安全面には十分注意する必要があります。
さて、次はフロントショックの交換です。
こちらはリアより少し面倒そうですが、せっかく1台分のショックを購入したので、引き続き交換していきたいと思います。
まとめ|抜けていたリアショックをKYB製に交換
今回はL275Sミラのリアショックを、純正品からKYB NEW SR SPECIALに交換しました。
取り外した純正ショックは左右ともかなり劣化しているようで、押し込んでもシャフトが戻ってこない状態でした。
また、ゴムブッシュも新品と比較すると変形が見られたので、一部を交換しています。
作業自体は比較的シンプルですが、足回りをジャッキで支えることや、シャフトの供回りを防ぐことなど、いくつか注意するポイントがありました。
新しいショックに交換したことで、これまで気になっていた突き上げが改善することを期待したいですね。
次回はフロントショックも交換します。













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