【整備手帳】 ミラ L275s KYB リアショック交換
10万kmも走ってる車なら当然ともいえるリアショックのヘタり、もうヘタりというか完全に抜けている車がほとんどだと思います。当然この車もリアショックは完全に死んでいます。大きめの段差とかでは簡単に突き上げます。純正に交換するのもありですが、KYBがフロント・リアセットでポイントも使いつつ安くで買えたので、交換することにしました。とりあえずは簡単なリアから交換です。
リアショック交換
ノーマルショック取り外し
ショック下部
まずはノーマルショックの取り外しを、上部ナットを緩めてからでもいいですが、どちらからでも大丈夫、ジャッキアップしてホイールを外しておきます。ホイール外さなくても交換できますが、作業しやすくなるので。
その後は、ショックの根本のナットだけを外しておきます。まだボルトは抜き取りません。
もう一つジャッキを用意して、下から軽く押さえておきます。こうするとボルトが抜きやすくなります。スプリングがあるので、支え無しで外すと軽く弾けたりするので安全のために、ちなみに取り付けの際は同じ作業が必須になります。
ショック上部
ショック上部は、カバーを外すと見えます。ナットを緩めるわけですが、シャフトが供回りするので抑えながら緩めます。ちなみにインパクト使って一気に勢いで緩めようともやってみましたが、シャフトが簡単に回るので出来ませんでした。緩めるときも締めるときも地道にこの方法でやるしかなさそうです。
外したショックは左右とも完全に抜けてますね。押し込んでも全く戻ってきません。
ゴムブッシュ交換
ゴムブッシュはこの順番で取り付けられています。リアショックのブッシュは交換しなくても大丈夫だそうですが、タイヤの方に乗っている小さい方は安いので交換しました。
こちらは、室内側に取り付けるブッシュです。値段は1個500円ほど
こちらはショック上部の車外側に取り付けるブッシュです。値段は1個1000円ほど。ブッシュはモノタロウで注文しました。
ちなみに取り付けるとこんな感じです。こちらは車外側、ボディに差し込んでから上部ブッシュを付けてワッシャーを付けて、新品のナットを取り付けて締め込めばOK。ナットはKYBのショックに新品が付いてきますので別に注文しなくても大丈夫でした。
ブッシュの新旧比較です。前もって調べておいた情報では、替えなくても問題ないということでしたが、やはりヘタってるもんです。でもまぁゴムが硬くなってたりという感じはあまり分かりませんでしたので、替えなくてもいいのかもしれません。
ショック比較
ノーマルとKYBの比較です。KYBのほうが一回り太いんですね。乗り心地が良くなることを期待します。
KYBショック取り付け
逆の手順でちゃちゃっと取り付けです。下側をはめる際は、ジャッキでドラム等を軽く持ち上げてあげると簡単に取り付けできます。ショック下側のボルトも本来は新品交換が望ましいようですが、今回は再利用しました。
タイヤ取り付け
タイヤを取り付けて、ナットをトルクレンチで締め付けて作業終了です。タイヤはスリップサインが近づいてますので要交換ですね。車検前に交換したいと思います。
リアショックなら、整備慣れてる方なら1時間くらいで終わるのじゃないかなと思います。次はフロントショックの交換をしたいと思います。
