【整備手帳】 ミラ L275s フロントショック交換 異音消えず
もともとフロントショックの交換を考えたのは、走行中特に凹凸路面を走るときに鳴っていた異音を直すためでした。最初はてっきり、これまでの色々な車種の経験上アッパーマウントがヘタっているものと思ったから。結論から言うと、これが異音の原因ではありませんでしたが。まぁショックはヘタっていくものなので良かったかなと。
フロントショック取り外し
ショックに付いている部品を外します。まずは最初にブレーキホースを留めたボルトを外します。
アッパーマウントのナットは緩めておきます。完全に外すと下側を外したときに落ちてめんどくさいのではずれない程度に緩めるだけ。まぁやりやすい方法でね。ココのナットは再使用不可部品です。まぁ長年の雨等で錆びているのでどちらにしろ交換ですね。組付け時の締め付けトルクは36.8Nです。
その後下を外します。ココのボルトは再使用不可部品になってます。安いので交換します。完全にボルトを抜いたら、ナックルをタイヤレバー等で外しました。その後上のナットを外せば取り外せます。組付け時の締め付けトルクは95.7Nです。
約11万km走行したフロントショック運転席側。部品が左右ある場合は片側ごとにやるといいです。もし組み付け順番等がわからなくなったりしても外してない方見ればいいので。
ショック分解
スプリングコンプレッサーを使ってスプリングを縮めて、センターナットをインパクトで緩めました。ココのナットも再使用不可部品ですが、カヤバショックには新しいのが付いてきます。センターナットの締め付けトルクは63.7Nです。
新旧比較
新旧比較。カヤバショックの方は、純正には無いスタビ取り付けステーが付いてました。いつかスタビ付けたいですね。外したショックも抜けきってはいませんでしたが、新品と比べたら抜けてますね。
アッパーマウントも比べるとこれだけヘタってました。しかし手で動かせるほどのグラつきではありませんでしたが。2枚目のものは助手席側ですが、運転席と同じくらいのヘタりでしたね。
ブッシュ部分は、ゴムが硬くなってました。じゃばら部分の下側は劣化して切れて無くなってました。
カヤバショック取り付け
逆の手順で部品を新しくしながら組み付けです。サス交換は何度もやったことがあるので体が覚えていて、部品の劣化具合を確認しながらやっても片側30分程度でできました。
移設し忘れていたクリップ。ABSセンサーのケーブルクリップです。これは純正ショックから外して移設します。これで作業終了です。
レビュー
交換時の距離:116,589km
乗り味はかなりかわりました。純正よりちょっと硬め?ってかまぁヘタっていたので純正新品と同じくらいかもしれませんが、コーナーでもロールは大きくありません。スタビ付けたらもっと楽しいだろうなぁ。
で、消えるかと思っていた異音は消えませんでした。アッパーマウントが原因ではなかったということですね。ちなみにこの異音修理今後も続きます。
ブレーキチェック
タイヤ外したついでにブレーキチェック。まだ交換しなくてもいいけど、個人的にはちょっと気になる厚みかなと。車検までに交換したいと思います。
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