【整備手帳】 ミラ L275s ブレーキパッド ローター フルード 交換
今回はブレーキパッドとローターの交換です。厚みもまだまだあり、交換しなくてもいいのですが、錆びも気になっていたのでこの際新品交換することにしました。
ブレーキリフレッシュ
ローター交換
キャリパーを取り外し、ローターはサビで完全に固着していましたので、取り外し用のボルトを入れて抜き取ります。ボルトがネジ切れそうになるくらい固着してました。
裏面も変な歪みなどなくキレイなもんです。錆取りと塗装すればそのまままだ使えそうですね。どこかで一度交換されてあるのかもしれません。でもまぁ軽のブレーキローターは安いので交換してもそんなに痛くないです。
一度試してみたかったのもあってスリットローターにしてみました。ディクセル製です。パッドの減りが早いらしいので一般向けではありませんが、コントロールしやすいというブレーキ性能を試してみます。ターボ車でもないし、スピードもそんなに出しませんし、レースもしないし、スリットローターなんて宝の持ち腐れかもしれませんが、楽しめればいいんです(^^)
錆びはワイヤブラシである程度除去して、耐熱塗装しておきました。
ブレーキパッド
ブレーキパッドの新旧比較です。付いていたものも5mm以上厚みがあるのでまだ交換しなくてもいいのですけどね。ローターを新品交換するので、パッドも新品にします。ローターと同じディクセル製です。新品でも3000円弱なので、スリットローターにして減りが早くて、たとえ1年ごとになっても気軽に交換できます。ってか個人的には、減らないパッドより、しっかりと減ってくれるパッドのほうが好きです。
組付け
ブレーキキャリパーピンと金具は綺麗に掃除して新しいシリコングリスを塗布しておきます。
キャリパー側も綺麗に掃除します。このあとキャリパーも含めて耐熱塗装しました。
専用ツールでキャリパーピストンを押し戻しておきます。ブレーキフルードが溢れないように注意です。
ローターが新品なのでやらなくても大丈夫かもですが、一応新しいパッドの角を軽く面取りしておきました。付属のパッドグリスを塗って取り付けたらOK
ブレーキフルード交換
片方のブレーキローターとパッドの交換が全て終わってから、もう片方を作業します。その後はブレーキフルード交換です。ワンウェイバルブがあれば一人で作業できます。劣化して黄色くなったフルードが透明になるまでおこないます。4輪ともすれば作業終了。
レビュー
ホイールの隙間からチラッと見えるスリットローターがかっこいいですね。リアドラムも耐熱塗装しておきました。作業終了したら駐車場内で、ブレーキがちゃんと効くか確認します。その後は急ブレーキを避けてアタリを付けます。
ナラシ後のブレーキ性能はというと、スリットローターを取り付けた方も仰っているように、とてもコントロールしやすくなりました。ガツンと効くわけではありませんが、ブレーキを踏んだときの力加減が、強く踏んだときも弱く踏んだときもしっかりと効いてるっていう感覚。言葉では表現しづらいですね^^; とにかく乗りやすくなりました。ブレーキパッドがどれくらいで交換時期に入るのかは、これから見ていきます。ドライブが好きな方にはオススメと言えるかもしれません。
交換時の距離：117,527km
