【整備記録】CB125T フロントブレーキローターをCB750F流用で大径化
CB125Tのブレーキは,フロントはディスク,リアはドラムブレーキとなっています。リアはいいんですが,フロントがちょっと効き目が弱い気がします。少しスピードを出したときにギュッと止まりたい場合,なんか弱いなぁという感じ,ガツンと効いてくれません。非常ブレーキ時でもなんか心もとない。これはブレーキパッド交換したり,オイル交換したりしてもあまり変わらず。なので定番のローターを流用で大径化することにしました。
流用部品
CB750Fブレーキローター
まず必要なのがブレーキローターです。これはCB750Fのものを流用できます。ヤフオクを利用して入手しました。純正と重ねてみるとこんなにも大きさが違います。でも取り付け位置とボルト数は同じです。最初コレを発見した人には敬意を評します。今回も安くで入手できました。
BG250クラブマン,キャリパーサポート
ローターが大径化しますから,ノーマルのキャリパーサポートでは取り付け位置が異なります。それをかわしてくれるのがBG250クラブマンの純正ブレーキキャリパーサポートです。型式が2型か3型のものでないと使えないので注意です。こちらもヤフオクにて入手しました。ブレーキライン一式入手したけど,状態はあまり良くなかったですね。まぁキャリパーサポートだけ使えればいいので残りはポイでも大丈夫です。繰り返し,発見者には敬意を評します。
ついでにキャリパーも新品に
CB125Tは中国ではまだまだ現役で販売されていますので,一部の部品が新品で手に入ります。この際にキャリパーも新品に交換します。しかし以前と比べて値段が上がったような…。でも部品が入手できるだけ助かります。取り付け前には念のためOHしておきます。
少しの加工のみで取り付け
ご自身で整備ができる方であれば何も難しいことはありません。
一部だけ加工が必要です。ローター固定ボルト穴がCB125Tと若干違います。写真が無いのですが,ホイール側のボルト固定穴にザグリ加工がされていて,キャップボルトの根本がネジ径より少し太くなっているんですね。なのでほんの少しだけCB750のローター固定穴を拡大加工してあげる必要があります。これは直接見ていただけたら分かるかと。穴加工さえすればあとはポン付けです。
ブレーキパッドはこの際新品に交換しておくことをおすすめします。ブレーキオイル交換時はオイルが他の場所に付着したりしないようにも注意です。
レビュー
ローターとパッドのアタリが付いてくるとしっかりとブレーキが効くようになりました。急制動かけても安心して止まってくれます。逆に今まで力入れてブレーキ握っていたので慣れるまではカックンブレーキになっていました。CB125Tのフロントブレーキが弱いなぁと感じておられる方は流用交換をおすすめします。
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