【ドローン】南米チリのドローン状況について 法律 規制など

2022年12月1日ドローン,趣味chile,DJI,drone,mavic,MINI3PRO,チリ,法律,規制

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遅くなりましたが,チリのドローンの状況について書きたいと思います。
日本でドローンを購入した際に,チリは何も規制が無いと思っていましたが,全くないわけではありませんでした。こちらに来てドローンストアなどで聞いたり,個人的に調べてみたりしたところ以下の点が分かりましたので,情報をお知らせしたいと思います。完全に網羅できたわけではないので「そうなんだね」程度にしてもらえれば嬉しいです。飛ばす際は自己責任でお願いします
チリ旅行でドローンを持ち込んだりされる方は参考にしてもらえたらと。

基本的な規制

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ドローンストアでチリの規制について聞いてみたところ,高度は離陸してから130mまで(それ以上は小型機やヘリコプターが飛ぶ高度だそうです,確かにこっちのヘリは低いところを飛んでます。ちなみに日本は150mまで)
コントローラーには130m越えると警告表示が出るので分かると思います。
お店の人曰く:でも基本バレないから,気をつけて飛ばしてたら大丈夫って言ってました(笑)(その辺は自己責任でお願いします)
空港とその周辺(半径2km),軍関係のエリア国立公園上空などは飛行禁止だそうです。

その他,調べた情報

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チリのドローンは,娯楽用と商業用に分けられているようです。
重さの基準は750gのようです。750g以下か以上かによって法律が変化します。娯楽と商業の具体的な基準はわかりませんでしたが,たぶんその重さあたりで変化しているのではないかなと。
◆最大高度は130mまで。
◆夜間飛行や,機体の操作が難しくなるような悪天候での飛行は禁止。
◆上下水道,発電所,送電線,政府施設,交通量の多い道路など重要なインフラ施設付近での飛行の禁止。
この3つは,娯楽用・商業用共に同じ規則だと思われます。

750g以上のドローンについて

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750g以上の大きいドローンについては以下の規制があるようです。これはチリのDAN151規格にもとづいています。
◆ドローンの操作をする人は18歳以上でなければならない。
◆事前にDGACから許可を得る必要がある。
◆ドローンはDGACに登録されている必要がある。
◆操作する人はDGACの資格を取得している必要がある。
◆保険に加入している必要がある。
◆機体の重量は9kg未満で,パラシュートを備えている必要がある。(←大型ドローンなので商業用ですね)
◆フライト前に申告が必要である。
◆夜間や大規模なイベントでは,特別な許可が必要である。
◆チリのドローン規制で定められた空港や飛行場,その他の禁止区域から2km以内での飛行禁止。
◆ドローンは,オペレーターから最大500m,最大高度120mでの操作を行うこと。←お店で言われたのと違うので古い情報かもしれません。
◆手動でのみ操作し,視界に収めておく必要がある。
◆同時に複数の機体を操作することはできない。
◆1回の合計飛行時間は60分を超えてはならない。
◆飛行中の機体の操作を他の人に渡してはならない。
という情報を見つけましたが,最後にこの規格はレクレーション用のドローンには適用されませんと書いてありました。
詳しくご覧になりたい方はDAN151のリンク先をご覧いただければ,PDFのマニュアルが現れます。もちろん全部スペイン語ですけどね。

値段はわかりませんが,ライセンス取得のためのスクールもあるようです。

https://academy.apddrones.com/

まとめ

最大高度に関しては120mと書いてあったり130mとあったり。ドローンストアでは130mと言われたんですけど,現時点での確かな情報がちょっと曖昧な部分も多いですね。
私が所有してるDJI mini3proに関しては,娯楽用ドローンの区分になるようです。なので飛ばす場所さえ気をつければ基本大丈夫かなと。
(お店の人が言うように,バレないから気をつけてれば大丈夫なのかも。麻薬吸ってる人が居ても警察は見て見ぬふりの国ですから^^;)
実際に,まだチリではドローンは日本のようにポピュラーではない?感じですが,飛ばしてる人は時々見かけます。先日は自宅の真上5m以内をDJIのドローンが飛んでいきましたし,YouTubeではビル群を飛ばしてる映像もありますから。各自自己責任でってことですね。
以上,南米チリのドローン事情でした。

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