【S321V】ハイゼットカーゴのスパークプラグ電極の向きを揃えてみた!シムで調整した効果は?
S321Vハイゼットカーゴのスパークプラグを外したついでに、以前から気になっていた「プラグ電極の向き揃え」をやってみることにしました。
スパークプラグは締め付けると電極の向きがそれぞれ違う位置になります。
そこで、電極の開いている側ができるだけ吸気バルブ側を向くように、シムを使って取り付け位置を調整してみます。
いわゆる「スパークプラグのインデクシング」と呼ばれる方法ですね。
実際にS321Vの3本のプラグを確認してみると、1番と2番はほぼ狙った方向を向いていましたが、3番だけはまさかの真逆。
そこで3番だけシムを使って調整しました。
果たしてプラグの電極の向きを揃えることで、エンジンのフィーリングに変化はあるのでしょうか?
実際に作業して試してみます。
スパークプラグの電極の向きを揃えると効果がある?

スパークプラグは混合気に火花を飛ばして点火するための部品ですが、中心電極の横にはL字型の接地電極があります。
そのため、プラグをどの位置まで締め込んだかによって、接地電極が向いている方向も変わります。
そこで、接地電極によって火花が隠れにくい方向にプラグを取り付ければ、より良い燃焼につながるのではないか、という考え方があります。
このようにプラグの電極位置を意識して取り付ける方法が、いわゆる「プラグの向き合わせ」や「インデクシング」です。
ただし、普通にスパークプラグを交換する場合には、電極の方向まで合わせて取り付けることはほとんどありません。
今回はあくまで、
「実際に向きを揃えたら何か変わるのか?」
という興味から試してみることにしました。
S321Vハイゼットカーゴでプラグの向きを確認
まずは現在取り付けているスパークプラグが、どの方向を向いているのか確認します。
スパークプラグを取り外す

ハイゼットカーゴはエブリイと違ってプラグを抜くのは結構めんどくさいです^^;
パワステタンクとかヒューズボックスとかが邪魔なんですよねぇ。
ターボ車はもっとめんどくさいらしいですが。
対応するサイズのプラグソケットにエクステンションを付けて、ラチェットで緩めた後、ラチェットは外して手で緩めて外します。
ヒューズボックスとパワステタンクはステーボルトを外してずらしてます。
プラグシム


プラグのシムはモノタロウにてステンレスのシムを購入しました。プラグ用としても一般的には売っていますが専用品は高いので似たようなものを選んで買いました。プラグに付いているガスケットを外してその下にシムを入れて使います。
プラグシムを使って電極の向きを調整

プラグを外したら、接地電極の位置が外からでも分かるようにマーキングします。
スパークプラグをエンジンに取り付けてしまうと、当然ながら燃焼室側にある電極を見ることはできません。
そこでプラグの外側に印を付けておけば、締め付けた後でも電極がどちらを向いているのか判断できます。
この状態で一度通常通りにプラグを取り付けて、それぞれの気筒で電極がどちらを向いているのか確認してみます。
1番気筒

意外や意外、左から1番2番3番気筒としておきますが、1番気筒はほぼ吸気バルブ側を向いていました。
ピッタリ向けることはかなり難しいので、ほぼ吸気バルブ側を向いていることを求めることにします。
1番気筒はシムは入れる必要はありませんでした。
2番気筒

なんと真ん中の2番気筒もほぼ真上を向いていましたので、ここもシムは入れずにそのまま取り付けました。
3番気筒

3番気筒はなんと真逆を向いていました。
完全に排気バルブ側を向いています。ですのでココだけシムを入れて調整します。
3番気筒は約1mmのシムで調整


シムを少しずつ追加しながら調整していきます。0.3mmのシムを2枚入れたところで横向きになりましたのでもう少しといったところ。

これくらいが限界かなというところで調整しました。
最終的に約1mm分のシムを入れました。
0.3mm✕3枚、0.1mm✕1枚
これで3番気筒についても、電極の開いている側を狙った方向へ持ってくることができました。
1番と2番はシムなし、3番のみシムを使って調整という結果になりました。
プラグシムを入れる場合の注意点、デメリットも考えてみる
ここで少し気になったことがあります。
今回は3番気筒に合計約1mmのシムを入れました。
当然ですが、プラグとシリンダーヘッドの間にシムを入れれば、その厚みの分だけスパークプラグ先端の位置も変わります。
つまり今回の場合、シムを入れなかった状態よりプラグが燃焼室から少し引っ込むことになります。
電極の向きを良くするメリットと、プラグの位置が変わるデメリット。
どちらの影響が大きいのかは分かりません。
また、スパークプラグは正しく取り付けることが重要な部品なので、締め付けにも注意が必要です。
今回の作業はあくまで自分のS321Vで試したDIY記録です。
同じような作業をする場合は、使用しているプラグや車両の指定を確認した上で自己責任でお願いします。
プラグの向きを揃えた効果は?

さて、一番気になるのはここです。
電極の向きを揃えたところで、エンジンのフィーリングに変化があるのでしょうか?
実際に走って確認してみました。
結果から言うと……
正直、今回はよく分かりませんでした(笑)
というのも、3本すべてを大きく調整したわけではありません。
1番と2番は最初からほぼ狙った方向を向いていて、シムで調整したのは3番気筒だけです。
そのため、体感できるほど大きな違いが出なかったのかもしれません。
「向きを揃えたら明らかにパワーが上がった!」
とか、
「エンジンがものすごく滑らかになった!」
というような変化は、少なくとも自分には感じられませんでした。
さらに今回は3番気筒に約1mmのシムを入れているので、その分だけプラグ先端が燃焼室から引っ込んでいます。
電極の向きを合わせた効果と、プラグ位置が変わった影響を考えると、本当にこれがプラスなのかは正直分かりません。
まとめ|大きな効果は分からなかったけどDIYとしては面白い
今回はS321Vハイゼットカーゴで、スパークプラグの電極がどちらを向いているのか確認し、シムを使って向きを調整してみました。
実際に確認してみると、1番と2番気筒は最初からほぼ狙った方向。
3番気筒だけが逆方向を向いていたため、シムを使って調整しました。
結果として3本の電極をある程度同じ方向へ揃えることはできましたが、走ってみて分かるほどの変化は感じませんでした。
しかも3番気筒については約1mmのシムを使用しているため、電極の向きは良くなっても、プラグ自体はその分だけ燃焼室から引っ込んでいます。
果たしてそこまでして向きを合わせる意味があるのか……。
今回やってみた限りでは、個人的には「絶対にやった方がいい!」とまでは思いませんでした。
ただ、実際にプラグを外して3本の向きを調べてみると、気筒によってこれだけ向きが違うことが分かったのは面白かったです。
こういう細かいことを実際に試してみるのも車いじりの楽しみの一つですね。
体感できなくても、きっと前よりきれいに燃えているはず!
……ということにしておきます(笑)














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