【整備記録】スズキ バーディー90 マフラー加工流用 エイプ100

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バーディー90をカスタムしてる人なんてまず居ないでしょう。これまでのバイクでもそうだったように、このバイクでもやってみたくなるのが、マフラー交換。ノーマルマフラーは、街なかを走る分には必要十分なのですが、ツーリングとかするとなるともう少し高回転での抜けが欲しいなと思ってくるものです。(いや、私だけですね^^;)
ネットサーフィンしてると、カブにエイプ100のノーマルマフラーを加工流用されてる情報を見ました。カブでできるならバーディーでもできるだろうと考え、友人から溶接機を借りてやってみることにしました。

必要な物

エイプ100純正マフラー

まず必要なのがコレですね。エイプ100純正マフラー。なぜこれかというと、エキパイのサイズがバーディーとほぼ同じということ、バーディー90とくらべて+10ccの差なので、音をうるさくせず、ほんの少し抜けをよくすることができるのではないかということです。

溶接機、切断砥石のついたグラインダー、鉄のステー、鉄筋、耐熱スプレーなどを揃えました。鉄筋とかは自宅をDIYした時の余り物だったりします。

バーディーマフラー加工

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

バーディーのノーマルマフラーは結構頑丈に取り付けられています。エキマニとスイングアームの部分の固定を外すも取れないと思ってたら、裏側に隠しナットがありました。カブとは違うポイントのひとつですね。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

ノーマルから使うのはエキパイの部分なので、サイレンサー根本から切断しました。純正のエキパイは二重になってるんですね。

エイプマフラー加工

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

エイプ100のマフラーは中間で二分割するようになっています。分割する部分から10cmほど先をカットして、バーディーのエキパイと溶接してくっつけました。100v溶接機は、熱が入りにくくて溶接し辛いです。溶接する部分は、グラインダーで表面を削っておき、”開先”を入れておくといいです。力がかかる部分ではありませんが、補強を兼ねて見えない裏側部分に鉄筋を渡して溶接しておきました。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

あとは位置合わせしながら分割したマフラーを差し込んであげたら完成。溶接さえどうにかなれば結構簡単な作業です。音量と音質はエイプ100そのものです。下の動画をご覧ください。

マフラーステー追加

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

最初はスイングアームのところからだけステーを入れてましたが、純正マフラーは重たいのでさらにステーを追加しました。サスペンション上部のボルトからも支えるようにします。フラットバーを加工して写真のように固定します。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

サイドカバーは干渉する部分をカットします。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

鉄棒をこのように溶接してステーを追加します。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

曲げ加工も取り入れて、いい感じに作成できました。下側の固定部分にもフラットバーを溶接してボルト穴を作っておき、純正の固定穴を利用して取り付けました。塗装箇所と鉄の素肌が出てる部分は、耐熱スプレーで錆止めしてあります。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

横のはみ出し具合も、ステップやレッグシールドの内側なので問題ないです。

センタースタンドストッパー

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

バーディーの純正マフラーには、センタースタンドストッパーが付いています。マフラーを外すとセンタースタンドがスイングアームに当たってしまい異音が出るだけでなく、センタースタンドをかけにくくなってしまうため、適当なステーとゴムを利用してストッパーを作成しました。

作成したストッパーをタンデムステップのボルト穴を利用して固定します。このネジ穴はM10の細めボルト、ピッチ1.25のものになります。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

ちょうどいい位置で固定されています。

キャブセッティング

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

バーディー90は元々薄めのセッティングになってるようです。排気ガス還元装置が付いてるのも関係してるんですかね。エイプ100マフラーを付けたらさらに薄くなりました。プラグが気持ちいいくらい真っ白です。それだけ抜けが良くなったという証拠ですね。たしかに高回転時の伸びが良くなりました。
このままでも普通に走ってくれるバイクはすごいですが、エンジンにはあまりよろしくないので、ちゃんとキャブセッティングします。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

MJは#87.5→#90、SJは#12.5(ノーマル)、ニードルクリップ真ん中で落ち着きました。キャブを戻す前にタペットキャップを外してクリアランスをチェックしてみたが問題なしでした。中がきれいなので、ちゃんとオイル交換されてたバイクなんだなということがわかります。

バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

キャブの付け外しをしていたらホースが傷んできてしまったので、ホースの交換と予防として燃料フィルターも追加しておきました。

まとめ

バーディー90
バーディー90 エイプ100マフラ加工流用

個人的にはかなりイメチェンしたなと感じますが、気づきにくいかもしれません。音はノーマルですからね。でも高回転時の伸びがかなり良くなったので、個人的にはかなり走りやすくなりました。溶接機を用意することができれば意外と簡単なカスタムになります。エキパイのサイズをうまく利用すれば他にも利用できるマフラーがあるかもしれません。個人的にはおすすめします。
ちなみに、このバイクはもうだいぶ前に手放してしまったものですが、最近とあるユーチューバーさんから連絡をもらいまして、見た目はだいぶ変わってるけどエイプ100のマフラーを付けたバーディー90を手に入れました、調べてたらあなたのバイクと同じでは?とコメントをいただきました。動画見てみたらまさにそのバイクでした。回り回って数年でまた出会うことになるとは思いませんでした。カスタムされるそうなので、今後が楽しみです。その動画貼っておきます。

イチハチマルモータースさん
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