【エンジン】カブエンジンフルオーバーホール クランクケース塗装
2022年6月25日バイク,ホンダ 横型エンジンエンジン,オーバーホール,カブ,クランクケース,塗装,耐熱塗装
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塗装準備
塗装準備のためにまずはケースの洗浄をする必要があります。その前に交換予定のミッションベアリングを外しておきました。ベアリングプーラーを使って抜きます。抜けにくい場合は,ケースをヒーターなどで温めてあげると抜きやすくなります。
ベアリングを抜いたところは,洗浄後マスキングします。
マスキング
マスキングテープを使って塗装したくない部分をしっかりと養生しておきます。大きめに貼り付けて,余分なところは,カッターの刃を新品にしてその形に綺麗に切り取りました。性格が出てくる部分ですね。
耐熱塗装
かなり熱を持つ部分なので耐熱塗装を行います。一度に厚塗りをすることがないように丁寧にやって3回ほど塗りました。同時に他の部品も塗りました。フライホイールは錆びていたのでついでに塗装です。
空焼き
塗料が触っても指につかなくなるくらい乾いたら,マスキングを剥がしてバーナーを使って空焼きしておきます。これをすることによって塗装に含まれる揮発性の成分が飛んで簡易ですが焼き付いてくれます。本格的な焼き付きにはエンジンを組み立てた後始動して全体的にしっかりと熱を与えることが必要ですが,組み立て途中で剥がれたりすると困るので簡易的に焼いておきます。
空焼きすると表面が綺麗なつや消しになります。
一カ所にバーナーを当て続けると耐熱温度の600℃を簡単に超えてしまうので表面を軽く炙る程度にします。
綺麗に焼けるとこんな感じにキレイなつや消しになります。といってもまだしっかりとした焼き付きにはなってないので,パーツクリーナーをかけたりすると塗装が落ちてしまったりするので組立て時には注意が必要です。
バーナーの取り扱いにもよく注意しましょう。当たり前ですが,周りに燃えやすいものがない屋外でやりましょうね。
サイドカバーも塗装
サイドカバーは,友人のカブを真似してチッピング塗装しました。これ,意外とおススメかもです。
後日自分のカブも同じ塗装しました。
次はシリンダーとクランクケースの加工を行います。
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