【整備記録】ヤマハ マジェスティS 消耗品まとめて交換 2022年3月17日2023年5月4日その他バイク,バイクイリジウムプラグ,ウエイトローラー,エアクリーナー,ドライブベルト,フィルター,プラグ,ヘッドライトバルブ,マジェスティS,ヤマハ,駆動系 ※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています 先日のタイヤ交換に続き友人のマジェスティSのメンテナンスです。今回は,購入してから約6年,約20,000km無交換だという消耗品を交換します。一度にまとめてやったので画像が多めなのはご了承ください。いつもの整備の覚え書きです。参考程度にご覧ください。実際に作業される方は自己責任にてお願いします。 Contents1. 駆動系の消耗品交換1.0.1. 閲覧注意1.1. ベルト・ローラー交換1.2. 取付1.3. 冷却用フィルター交換1.4. エアクリーナー取付2. プラグ交換3. ヘッドライトバルブ交換4. 最後に一言 駆動系の消耗品交換 駆動系部分のカバーを外すにはまずエアクリカバーを外す必要があります。見えてるカバービスを全て外しますが,1個だけ隠れていますので注意です。エアクリカバー左下のゴムキャップを外すと隠しビスがあります。最初これに気付かなくて壊すところでした (;^ω^) 閲覧注意 まさに閲覧注意ものの汚れ具合のエアフィルターの登場です。汚れの上に汚れが堆積しています。ここまで汚れていると本来のエンジン性能は出ないばかりか,燃費も悪かったことでしょうねぇ。まぁバイクだから気にしてないと思いますが。 ベルト・ローラー交換 エアフィルターを外した後もどんどんボルトを外していきます。ヤマハのプーリーケースのボルトは排気量関係なく本数が多いですね。でもジョグ系のエンジンにあるような#3番のボルトとかが使われてないだけ楽です。 プーリーを外したら,ボスが固着して残ってしまいました。潤滑スプレーと薄いタイヤレバーを使って少しずつ回しながら外すことができました。錆びによる固着ですね。1000番の耐水ペーパーで錆びを落としておきました。取付の際はうすーくグリスを塗っておきます。 プーリーはある程度の汚れを洗浄しました。ウエイトローラーは向きがあります。画像の向きで入れればOKです。使うローラーによっては薄くグリスを塗るように指定されているものもありますが,今回は純正品を使ったので塗りませんでした。 ドライブベルトも交換です。左の古いのは幅が約1mm細くなっていました。たかが1mmですが,加速や最高速に大きく影響します。駆動系の消耗品は,約20,000kmごとの交換が勧められているようなのでちょうど良かったです。元はこれらを交換するのに,他の部品を尋ねたら一度も交換されてないということだったので,まとめて作業することになったわけです。 取付 ドライブベルトを組む際はクラッチ側を手で押し縮めてベルトを落とし込みます。そうするとプーリー側に余裕ができますので,この状態でプーリーフェイスを取り付けナットで固定します。これをしないと,しっかりと固定したつもりでもエンジンをかけた際に,数ミリの遊びがプーリー側でできてしまいナットが緩み破損につながるからです。本来はベルトはプーリーボスの部分までは落とし込まれていませんので。 プーリーフェイスの付け外しにはこういうシザーズホルダーが必要になります。周り止めですね。これで固定してワッシャーとナットの座面に薄くグリスを塗って,プーリーナットを53Nmで締め付けます。これはデイトナのシザーズホルダー,もう10年以上愛用しています。ちなみに,昨年(2021/4/7)マジェスティSはリコールが出てるみたいです。詳細はリンク先をご覧ください。https://www.yamaha-motor.co.jp/recall/mc/recall/2021-04-01/ 冷却用フィルター交換 このバイクには,プーリーケース内の冷却用のためにフィルターがついています。カバーを付けた後に,これを取り付けて上からさらにカバーを付けます。何らかの固定がされてるわけではなく,ただ軽くひっかけてあるだけなので簡単にポロっと外れてしまうのでちょっとめんどくさいです。 エアクリーナー取付 ある程度組み上げたら最後は,エアクリーナーの取付です。新旧比較するとすごい差です。エアクリカバーを取り付ければ駆動系周りの消耗品交換は終わりです。エアクリは約10,000kmくらいで交換したがいいでしょうね。車と違って吸気口が低い位置にありますから汚れるのも早いでしょう。今回の駆動系周りの部品はすべて純正品を使用しました。 プラグ交換 プラグ交換は,シート下の前側のカバーを外します。足元のビス2本とシート下前方のビス2本,サイドのビス2本の計6本を外すと取り外すことができます。 カバーを外すとこの位置にプラグがあるので簡単に外せます。 予想通り,電極が丸くなっていて火花飛びにくそうな状態になっていました。新しいのはNGKのイリジウムプラグです。かなり変化が期待できるでしょうね。バッテリー替えたのにかかりが悪いと言っていたので,エンジンのかかりも良くなると思います。実際,かなり良くなったようです。ちなみにバイクの場合,プラグは5,000km毎に交換するようメーカーが推奨しています。車と違って常用回転数が高いですからね。 ヘッドライトバルブ交換 最後にヘッドライトバルブの交換。すでにLEDバルブが付いていたが,チップが切れていたので新しいものと交換です。ライト上部のカバーを外します。ボルト2本と爪で留まっています。ボルトを外した後,下側にずらすように引っ張ると外れます。爪が折れそうで結構怖いです。 ホーンが邪魔になるので撤去します。外したボルトを落とさないように注意です。 ホーンを外すと,手を入れて作業しやすくなります。車と同じH4バルブですので,付け外し方は同じです。そんなに狭くないので作業しやすいと思います。 新しいLEDバルブに変更して作業終了です。 最後に一言 当たり前のことですが,どんな乗り物でも定期的にメンテナンスしましょう。経年劣化で錆びなどが出てくるのはしょうがないですが,消耗品は定期的に交換しましょう。それぞれの部品は高くないですから。ケチって大きな修理になるってことを避けられます。 ※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています その他バイク,バイクイリジウムプラグ,ウエイトローラー,エアクリーナー,ドライブベルト,フィルター,プラグ,ヘッドライトバルブ,マジェスティS,ヤマハ,駆動系Posted by k-jumbo
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