【整備手帳】CHERY IQ プラグとクーラント交換2022年10月12日中国車 CHERY,車CHERY,IQ,NGK,クーラント交換,サンティアゴ,チリ,プラグ交換,中国車 ※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています チリに移住してきて奥さんがすでに乗っていた車です。お義父さんが新車で購入し乗ってメンテナンスしていたようですが,亡くなったあとは故障しないかぎり乗るだけだった車のようです。私が乗っていても,トルクの細さをかんじたり,高速走行時に息つきの症状が出ていたのでプラグ交換をすることにしました。3気筒1000ccで気筒あたりの排気量は大きいので本来はトルクがあるはずなんですけどね。 Contents1. プラグ交換1.1. 分解1.2. 厄介なインマニ取り外し1.3. プラグチェック1.4. プラグ検索1.5. 新旧比較1.6. 取り付け2. ついでにスロットル清掃3. おまけにクーラント交換4. 試走後 プラグ交換 分解 整備がしやすそうに見えて,実はそうでもないエンジンルームです。プラグにアクセスするためには,プラスチックのインマニを取り外す必要があります。まずは,エアクリボックスを取り外します。 左側の負圧の取り出しホースのホースバンドを取り外します。他のホースバンドはカシメられたタイプのため,簡単に取り外せる部分が一部しかないのが厄介です。 インマニ?インダクションボックス?を支える三角形のステーを取り外します。完全に撤去するのは色々邪魔して難しいので,ボルトを外すだけでOK エアクリボックスとスロットルをつなぐゴムホースを外して,電子スロットルと負圧センサー?のカプラーを外します。ちなみに電子スロットルのカプラーを外すと,しばらくはエンジン警告灯が点いたりしますが,気にせずそのまま乗ってればいつの間にか消えます。 スロットル裏側に刺さっているゴムホースも外しておきます。 厄介なインマニ取り外し ここからが厄介です。作業は簡単なんだが,インマニの付け外しの際に取り付け用のナットがエンジンルーム内に落としやすい位置に付いてるんです。私も3回おとしてそのうちの2回は途中に引っかかって取るのに苦労しました。ソケットから落ちないように,マスキングテープを写真の用な感じに貼っておくとナットがスッポ抜けるのを防げます。 ナットをエンジンの裏に落としたときの写真。スネークカメラで探したらセルモーターにナットが乗っかってました。 こういう道具もあると便利です。ラチェットのエクステンションですが奥まで差し込めばストレートに使えるが,ちょっと緩めれば角度を付けて回すことができる道具です。 ちょっと角度が付くので,奥まったナットを楽に外すことができます。しかしなんでこういう構造にしたんだか。まぁエンジンルームがコンパクトになるからだろうけど,整備しにくい。 全てのナットを外すとインマニを避けることができます。一部のホースがまだつながっているので撤去はできませんが,プラグ交換はできます。 プラグチェック イグニッションコイルもカプラー外して固定ボルトを外せば簡単に引っこ抜けます。プラグを1本外してみてびっくり,アースが摩耗してました。3本すべてが同じように摩耗してギャップが広がってました。トルクの細さはプラグが原因で間違いないですね。 プラグ検索 プラグのチェックと交換日は別日なのですが,付いていたプラグを元に取り付け可能なプラグを探してました。付いていたのは,チャンピオン製のREA12WMB4というものでしたが,どうも純正品番らしく同じものはググっても出てこない。その代わり写真のNGKのLZKAR6AP-11ってのが日産車対応として出てくるので,ダメ元で注文してみたらビンゴでした。4本セットで注文しましたが,私の車は3気筒です。今回購入したNGKのプラグはブラジル製でした。 新旧比較 大好きな新旧比較。全然違いますね。このプラグは2万kmごとの交換を推奨してるようです。走行距離は4万kmを超えてますから,一度も交換されず倍以上の距離を走ってたんでしょうね。調子も悪くなるはずです。 取り付け プラグの取り付けに関しては様々なサイトでも書かれていますが,最初からラチェット等で締め付けるのではなくまずは手で締まるところまで締めます。最初から工具を使うと,もし斜めに入ってたりネジ山をナメて締め込んでいたりしても気づきにくいからです。もしネジ山をナメたりすると修理費が高額になります。なのでまずは手で締められるところまで締めましょう。その後,工具を使って90°増し締めします。プラグに付いているパッキンの反発を利用して吹き抜け防止のパッキンとなるのでここもガチガチに締め付けなくてOKです。 ついでにスロットル清掃 汚れたスロットルが気になったので,戻す前に清掃することにしました。ボルトを4本外すだけで取り外せます。パーツクリーナーなどは使わずに,手の入る範囲だけウエスで拭き取るだけにします。 おまけにクーラント交換 取り外した部品をすべて戻したらクーラントも交換しました。ラジエターの水を全部抜いて,真水を入れて洗浄したあとに,新しいクーラントを入れます。全量交換ではありませんが,やらないよりはいいかなと。あとは通常通りエア抜きの工程を行えばOKです。まだかなりのクーラントが残っているので3ヶ月後にまたやろうかと思ってます。 試走後 まずエンジンのかかりが良くなりました。そしてトルクが復活です。アクセルを踏み込んだ際の息つき現象も無くなってました。快適な運転に戻りました。改めてメンテナンスの大切さを思い知らされました。これからはこの車のメンテナンスは私が行っていくことになるので,こういうことはもう起こさせないようにしたいと思います。さて次はブレーキオイルの交換をしたいかな。交換日:2022年10月8日 44,151km次回交換:64,151km ※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています 中国車 CHERY,車CHERY,IQ,NGK,クーラント交換,サンティアゴ,チリ,プラグ交換,中国車Posted by k-jumbo
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