【海外旅行】コロナ禍のチリ短期旅行 渡航編
2022年5月13日旅行アメリカ,コロナ,コロナ禍,チリ,ペルー,南米,海外旅行,渡航
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実は4月の中旬に1週間ちょっとほどチリへ短期渡航していました。超弾丸旅行です。コロナ禍の渡航というのもあって少し心配していましたが,日本を含め他の国のコロナによる政策の緩和などもありこの時期の渡航となりました。簡単にチリへの渡航をまとめてみました。ちょっと長めですがお付き合いください。
結論から申し上げますと,出すもの出せばスムーズに渡航することができますが,現地に知り合いが居るか,旅行代理店などを利用した方が,登録するものなどはスムーズに行くかもしれません。
まずはチケットを買う必要がありますが,今回はアメリカ経由のチケットを買いました。他にヨーロッパ経由もありますが,ウクライナ情勢が関係して区間キャンセルなどが起こっていたため選択肢から外しました。
関空→ロサンゼルス→ペルー→チリの順です。トランジットを含めて33時間です。
LATAM航空がメインですが,日本→ロスはコードシェア便としてJALです。
次に必要なのは,2回以上接種したワクチン証明書です。日本国内では接種証明書というアプリがありますがそれは使えません。役場などで紙媒体でワクチン証明書を発行してもらう必要があります。パスポートを持って行けば10分程度で発行してもらえると思います。あとは数枚コピーして持っておけば安心です。
モビリティパスの登録
チリは,ワクチン証明書を持参することだけでなく,モビリティパスオンラインポータルでワクチン接種証明書を認証させる必要があります。
この認証手続きには時間がかかるため,渡航予定の1か月前に申請しておくことをお勧めします。
以下のリンクからアクセスできます。画面表示は日本語も選択することができます。そうすると左の画像が表示されますが,最初の画面はチリ人向けですので,外国人はEメール登録画面に変更します。
最初は新規アカウントを取る必要がありますので,一般的な方法で取得します。メアドを登録して送られてくるリンクをクリックして登録する感じです。
登録出来たら,最初の画面からログインできます。ログインしたらプロフィール欄を編集し,自分の写真やパスポート写真などを撮り登録しましょう。
次に行うのは,ワクチン接種証明書の登録です。左の「検証」の欄を選び,ワクチンを接種した回数分,接種したワクチンの種類,場所(日本)を入力します。そして,添付資料に役場などで入手したワクチン接種証明書を添付します。私の添付データが多いのは,使えるか知らずに,アプリのスクリーンショットを載せたためです。結果アプリの画面は使えませんでした。
早くても2週間くらいで認証されますが,もし何かダメな場合は再申請する必要がありますが,さらに2週間かかる可能性があるため,渡航の1ヶ月前にしておかれることをお勧めします。一度認証されればずっと使えます。さらに3回以上のワクチンを受けたなら再申請しておきましょう。
あとは,チリ入国48時間前に,「c19」という欄からPCR陰性証明書と保険の証書を登録する必要があります。
入国前PCR検査
渡航前にPCR検査を受けて,陰性であることを証明しなければ飛行機に乗ることができません。体調を万全にしておきましょう。海外渡航用の陰性証明書を発行してくれるクリニックでPCR検査する必要があります。
日本では,PCR検査費用については法律で定められていないため,ピンキリの金額です。15,000円から上は45,000円までするところもありました。
PCR検査にも約2種類の方法があります。求められるのは国によって違います。唾液による検査か,鼻腔による検査かです。チリは鼻腔を求めています。
一般的に唾液検査は数千円からありますが,鼻腔検査は1万円以上するようです。
私は,渡航前日に兵庫の三宮に移動して,安くで証明書を発行してもらえるクリニックで検査を受けました。
朝10時に検査して昼の2時には結果をPDFで受け取りました。あとはそれをコンビニなどで印刷して持って行きました。15,000円でした。
このクリニックは前もって予約が必要です。検査する日の1か月前から予約できます。(私の前に予約せずに来てた人は,受付拒否されてました)
当日は開院前から行列ができるので,早めに到着しておきます。
関空出発
検査した日は,そのまま関空へ移動しファーストキャビン関西空港で1泊しました。次の日はチェックアウトぎりぎりまでゆっくりし,先に送っておいた荷物を受け取り,搭乗手続きをしてさっさと搭乗口へ入りました。
同じ便に乗る人は,少なかったですね。ビジネスの方や,観光目的と思われる方も意外といました。
C19登録
チリ到着48時間前なので搭乗口でC19の登録を行いました。PCR検査の陰性証明書と海外保険証書を添付します。さらにチリの滞在先の住所と連絡先と名前を登録する必要があります。今回は,友人宅に行くのでLINE電話で画面共有して教えてもらいながら登録しました。(ホームステイの場合に滞在先の人数分の名前とその人のマイナンバーを登録する必要があるようです)
一人旅の場合,ホテルに泊まると思いますので,その場合はこの現地の人の登録はありません。ホテルの名前を登録する必要があります。
登録したらこの画面が表示されます。入国前のPCR検査時に下のQRコードが求められますので,画面を保存しておきましょう。48時間でこの登録は効力が切れますので,到着時間を計算して登録しましょう。(個人情報が含まれるので一部黒塗りにしています)
海外保険について補足
チリはコロナに感染した際の治療費を保証するために医療保険への加入が義務付けられています。米ドルで3万ドルの補償が必要です。(ざっと日本円で350万円ほど)
カード付帯の医療保険では足りないので,損保ジャパンの海外保険に登録しました。ざっと調べたところ一番安かったので。ここだと米ドルで8万ドルの医療保障が付いてます。英語の証明書をダウンロードできます。渡航する日数分を登録しておきましょう。今回は一週間ちょっとだったので1万円以下でした。
アメリカへ出発
座席は,通路側を希望していましたが,隣は誰も居ませんでした。2-4-2の座席の右側でした。真ん中の席も1人か左右に1人ずつの感じでしたね。コロナ対策で分けてるというよりかは,そもそも渡航する人が少ないからそういう風にしてるという感じでした。
JALは機内食もおいしかったです。乗ってすぐの夕飯は野菜カレーをチョイスしました。食後のデザートとはJAL定番のハーゲンダッツ。アルコール類も飲み放題です。
朝ごはんはパスタでした。前にボリビア行ったときもJALだったけど,その時は吉野家の牛丼だったんだけどなぁ。今回も同じだろうと期待してたけど違いました。変わったんですかねぇ。ちょっと残念。
ロサンゼルス到着
画像は搭乗ロビーのものですが,到着したら入国審査場へ行きます。アメリカはそのまま乗り継ぎができません。必ず入国する必要があります。その代わり出国がありません。
ビジネス?って聞かれましたがトランジットと答え。メキシコに行くの?って聞かれましたがチリに行くと答えました。その程度です。
終わったら荷物を受け取り,そのまま再預けカウンターで荷物を再度預けます。チケットは日本ですでに発行してもらってるので,そのまま手荷物検査場を通り搭乗口に進みました。
この日は約8時間のトランジットです。出発の3時間前くらいに搭乗口が表示されるので移動します。
ロスの空港Wi-Fi
ロスはフリーの空港Wi-Fiが飛んでいます。スマホサイズの画質のYouTubeなら普通に見れるくらいの速さです。しかし45分で切れるので再接続する必要があります。再接続しなおせば無制限に使えます。
フリーWi-Fiを選ぶと,上のような画面が表示されます。スマホの利用している言語によって勝手に日本語表示されます。あとは30秒程度の広告を見て,画面右上に完了が出たらタップして終わりです。これを繰り返して接続を続ける感じです。時々表示される広告が違う時がありましたが,ほとんど音声の無い動画が流される感じでした。
ちなみにLINE電話は,45分以上でもそのまま通話できました。その代わり,電話しながらネットサーフィンしようとするとつながらないという感じなので,切れたのがなんとなく分かります。
搭乗口へ
搭乗口が表示されたので移動します。
ここから先はLATAM航空です。
アメリカ以降は人数がとても多いです。飛行機もほぼ満席でした。みんながPCR検査を受けて陰性であるとはいえ,マスクを外すのは怖いなと思えるくらい。
ちなみに,搭乗ゲートでは待っているときに,何かのシールを持った係官がチケットの提示を求めてきます。自分のチケットに何もシールが無い場合,見せて指示を仰ぐ必要があります。私も見せたところ,再度ここで陰性証明書とワクチン証明書の提示を求められました。ロスのチェックインカウンターを利用している場合はそこでチェックされるので,すでにチケットにシールが貼られているのだと思います。私のように乗り継ぎの場合,カウンターでの受付はしていないので,搭乗口でチェックされるのかと思います。
ちなみに搭乗前のチェックは,リマでも行いました。乗客に声を掛けている係官が居たら,言葉が分からなくても近づいてチケットを見せましょう。
ペルー・リマ到着
ペルー・リマに到着です。ここはトランジットが1時間半くらいしかなかったので急ぎ足で乗り継ぎします。幸い30分早く到着してくれたので助かりました。リマの空港はターミナルが1つしかないので乗り継ぎが楽です。画像のマークに向かって移動します。手荷物検査を抜けて搭乗口へ向かいます。
同時刻に到着した便が多いとこのラインも混みますので注意が必要です。
検査の前にスタッフからどこから来たのか?と聞かれて日本って答えましたが,ロサンゼルスから来たというのが正解だったようです。危うくその場で止められるところでした(;^ω^)
チリへ出発
リマ→チリ便も満席に近い搭乗者数でした。約3時間半のフライトです。搭乗するときにマスクを二重に付けろと言われました。N95マスクを付けていたのでそれの二重とか苦しいだけです。他の人には言ってなかったのでアジア人だから求められたのかもしれないです。飛行機に乗ったら1枚に戻しましたけどね。
旅とは関係ないんですが,アメリカ以降は機内のアミューズメントは日本語が無くなるのでずっとAppleミュージックで音楽を聴いてたのですが,途中でどの曲もこの画面表示になって聞けなくなるという現象が。ダウンロードしてオフラインで聞けるようにしてたんですけどねぇ。原因不明です。チリに付いてWi-Fi接続していたら修正されたようで,その後は大丈夫でした。
チリ着
チリに到着したら長ーい通路をぐるっと歩いて真ん中の画像の小さいカウンターで日本を出発する直前に登録したC19画面のQRコードと,アップロードした書類の提示を求められました。PCR検査陰性証明書と保険の証明書ですね。
その後,先にある端末にパスポート番号を入れてチケットを発券し到着時のPCR検査を受けてから入国審査に行ってくださいと説明されました。
カウンターで聞いてから検査を受けて入国審査に行くまでは15分程度で済みました。
入国審査
入国審査ではなぜかかなり怪しまれて10分くらい止められました。というのも,スペイン語訛りの英語が聞き取りにくいのと,コロナ対策のアクリルパネルでさらに聞こえないという。
無事に終わればスタンプと一緒にレシートみたいなのを挟んでもらえますが,このシートは出国する時まで大事に取っておかなければならないものです。
なくすとかなりややこしいことになるようですので,大事に取っておきましょう。
糊付けとかしてくれたらいいんですけどね。
荷物検査
なんとか無事に入国審査をパスしたら荷物の受け取りです。その後は,預けていた荷物の検査があります。通常は機内で検疫関連の用紙が配られて,植物由来のものを持ってきていないかどうか確認するのですが,今回は何もありませんでした。
もし,そういう用紙が出てきた場合,植物由来のものがあるかどうかのチェックには✓を入れておいたがいいです。(お菓子とか調味料とかも植物由来に含まれるためです。何もなければ大丈夫ですが)
最後,画像のゲートをくぐります。報告するものが何もなければ緑のレーンを進んでいけばOKですが,この先に居るスタッフに外国人だとわかったら右に行けと言われます。南米人は何もなくそのまま外に出てました。
緑のレーンから出たけど結局赤レーンに行くんですね。行った先はX線検査だけでした。預け荷物だけ検査に通して終わりでした。特に何も止められることなくそのまま通路に沿って外に出れました。
日本→チリ,渡航完了
一本にまとめたので長くなりましたが,今回のチリへの渡航はこんな感じでした。
弾丸旅行でしたが,コロナ禍の渡航としてはとても勉強になりました。
なぜチリに行ったかというと,付き合っていたチリ人の彼女にプロポーズしに行きました。
次に行くときは結婚です。その時のことはまたブログに書きたいと思ってます。
長くなりましたが,最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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コメント一覧
はじめまして。
今回チリの恋人の元へ訪問する予定がありまして、それに向けて調べ物をしていた際にこのブログに辿り着きました。
初の1人での海外旅行で不安でしたが、こちらの記事のおかげで入国までの雰囲気が把握できて大変助かりました。ありがとうございます。
取り急ぎお礼をお伝えしたくコメントさせていただきました。健康に気をつけてお過ごしください。
お返事が遅くなりました。
コメントありがとうございます。
今は状況が色々と緩和されてるので、普通に入国できるようになってるようです。
でもワクチン証明書等は求められますが
無事に渡航できるといいですね\(^o^)/