【S321V】ハイゼットのP0420エラー(触媒劣化)対策!O2センサー交換&添加剤検証

ハイゼットカーゴ(S321V)オーナーにとって「いつかは遭遇する」と言っても過言ではないエンジン警告灯の点灯。 診断機でコードを読み取ってみると、出ました定番の「P0420:触媒劣化(系統効率低下)」。
走行中の吹け上がりや燃費に急激な悪化は見られないものの、消える気配がない警告灯……。高額な触媒本体(キャタライザー)をいきなり交換する前に、まずはDIYでできる「O2センサー交換」と「触媒洗浄系添加剤(リキモリ等)」での復旧を試みました。
今回は、具体的な作業手順や使用した社外パーツ、添加剤の効果について詳しくご紹介します。
エラーコード「P0420」の原因と今回の対策方針
エンジン警告灯が点灯して、大体疑うのはO2センサーですかね。このハイゼットカーゴも過走行車なのでこれまでに1度はエラーが出ていてもおかしくはなさそうですし、そうでなくても距離的にそろそろセンサーが壊れることもありえます。

昔、簡単なOBD2診断機を買っていたのを忘れていまして^^; 倉庫を片付けてたら発見したので診断機でチェックしてみました。調べた結果出てきたのは「P0420 触媒劣化」というものでした。
P0420とは: エキゾースト側にあるフロントO2センサーと、触媒通過後のリアO2センサーの測定値をECUが比較し、「触媒の浄化能力が低下している(前後で値が似てしまっている)」と判定された時に出るエラーです。
考えられる原因:
1.触媒本体(キャタライザー)の物理的な劣化・目詰まり
2.リア側O2センサー(またはフロント側)の精度低下・故障
ハイゼットカーゴの触媒、特にNA車の場合は触媒とマフラーが一体型のため交換するとなると新品で4万以上します(泣) 程度の良い中古品も探したのですが、走ってる割には意外と無いのと、マフラー一体型のため送料もめちゃくちゃ高いという。
今回の修理のアプローチ:触媒本体の新品交換は高額なため、まずは比較的安価に試せる「前後O2センサーの社外品交換」を行い、さらに「触媒クリーナー添加剤」で内部を洗浄・回復させることにしました。
今回使用したOBD2診断機「LAUNCH CR529」については、別の記事で詳しくレビューしています。
実際にハイゼットカーゴ(S321V)に接続して使ってみた感想や、操作方法、気になった点などをまとめていますので、診断機の購入を検討している方は参考にしてみてください。
※OBD2診断機の適合について
LAUNCH CR529は私のハイゼットカーゴ(S321V)では使用できましたが、同じ車種でも年式や通信方式によって使用できない場合があります。
実際に、購入したものの通信できなかったというコメントもいただいています。
購入前には対応する通信規格を確認することをおすすめします。また、必要に応じて診断機のアップデートも確認してください。
O2センサーの取り外し&交換
社外O2センサー

O2センサーも純正品はめちゃくちゃ高いのですが、触媒劣化について調べてた時に、国産でO2センサーを扱ってる会社があることを知りました。関西エコ・アープというメーカーです。S321vハイゼットカーゴ対応のセンサーでも1個2,500円くらいでしたので、触媒&マフラーを交換するよりもかなり安くで済みますし、本当にセンサーが壊れてたかもしれないと思って^^;
O2センサー交換


まず触媒の前のセンサーは、エキパイに付いています。カプラーは助手席側シートを上げると、エンジン横に付いているので外しておきます。センサー側も固着して外せないと困るので潤滑剤を吹いておきます。

リア側は、触媒の後ろに画像のように付いています。ちょっと潜り込まないと見えないので、助手席側前後タイヤをスロープに乗せて軽く上げて作業しました。


前後共に22mmのメガネレンチを使って外せます。潤滑剤を吹いていたからか分かりませんが、固着もせず簡単に外れてくれました。センサーのカバーの形状が新旧で違いますが問題ないようです。

リア側はほぼ同じ形状になっていました。触媒劣化のエラーはこのリア側の方の数値がフロント側と同じだと判断したためエラーが出るという感じなので、壊れてるとしたらリア側のようです。正常なら、フロント側とリア側は違う数値になるようです。


購入したセンサーのネジ部にはグリスが塗ってあるので拭き取ったりはせずにそのまま装着します。無事に取り付けることができました。
交換に使った工具



使用した22mmメガネレンチは、カプラーもいい感じにかわしてくれて、取っ手も長いので力も掛けやすくナメたりすることも無くとても外しやすかったです。S321vハイゼットカーゴに限っての作業にはなるかもしれませんが、O2センサー用の専用道具などを買う必要はありませんでした。
触媒保護・洗浄添加剤の投入検証

交換したあと、テスターでエラーコードを消去し2日間ほど乗りましたが、警告灯が点灯することはありませんでした。
センサー交換後、しばらくは警告灯が消えていたのですが、約2週間後に再びP0420が出てしまいました。
どうやらO2センサーだけの問題ではなかったようです。
触媒本体の劣化も疑われますが、P0420は排気漏れや燃調の異常など、ほかの原因でも発生することがあるため、これだけで触媒が原因と断定することはできません。
とはいえ、新品の触媒は高額なので、今回は添加剤を試してみることにしました。
原因はセンサーではなく、やはり触媒本体だったようです。でも新品4万以上のマフラーを過走行車に取り付ける勇気がなかなかありませんでしたので、違う方向で解決してみることにしました。
1回目:リキモリの触媒添加剤
触媒劣化を添加剤で回復させることができるようで、試してみました。まず手を出してみたのが、リキモリの触媒保護の添加剤です。燃料に混ぜて使います。70リッターに1本という表記があるので軽自動車なら2タンク分はありますね。それで2タンクに分けて添加しました。週に1回くらいは給油してるので、これで様子見て1か月くらいは大丈夫でしたが、1か月経ったくらいにまた点灯してしまいました。
テスターで調べたら同じく「P0420 触媒劣化」でした(ToT)
1回目に使った添加剤は、ちょっと安め(といっても3000円くらい)の触媒用添加剤でした。日本国内には国産で触媒用の添加剤はありませんが、リキモリ(ドイツ製)のように外国産のものは存在します。触媒内に直接薬剤を入れて洗浄するものも存在はするようですが、売っていませんでした。
2回目:リスローンの触媒添加剤
2回目に使用したのは、アメリカ製の添加剤です。リスローン(RISLONE)CATコンプリートという商品です。こちらはなんと1本6000円くらいします。最初からこちらを入れておけば良かったんですが^^; 遠回りしてしまいました。



こちらも燃料に混ぜて使います。軽自動車なら2回分くらいありますが、ちょっと変わった添加の仕方です。軽自動車の場合、燃料タンクに燃料が半分くらいまで減った状態(25L程度)でボトル1/2本を添加するようです。他の添加剤と比べて、濃いめの添加になるようにする感じでしょうかね。これもまた2回分添加しました。
結果はどうなったかというと、その後はエンジン警告灯は点灯していません。\(^o^)/ 触媒が完全に直ったわけではないと思いますが、センサーがエラーを吐き出すことは無いレベルまでは復活してくれたようです。実際に排ガステスターにかけたわけではないので、どのくらい復活しているかは分かりませんが、警告灯は添加後3ヶ月以上は点灯していません。ぐぐってみると実際にこの添加剤で復活したという情報も多々あるので、効果はあるようです。値段は高いですが、触媒を新品に交換することを考えたら安いかなと。
将来、この添加剤も効かないレベルにまでなってしまったら、その時は程度の良い中古品に交換して、この添加剤を添加して頑張って走ろうと思いました。とりあえずは一安心です(*^^*)



https://matuken.org/auto/cr529-obd2-scanner










ディスカッション
コメント一覧
S321Vを所有しています、インジェクター交換で検索して、このブログを見つけました、
O2センサーの記事で出ていた診断機を購入したのですが、診断機が使えませんでした、
診断機のアップデートが必要なのか、何か接続アダプターでもあるのでしょうか?
ご教授お願いします。
ちなみに、エッセのインジェクター試しました、中速域が太く感じました、
クルマいじりやバイクいじりが好きなのでこれからも参考にさせて下さい
コメントありがとうございます!
診断機ですが、購入後パソコンを使ってアップデートしたこともあります。
あと、前期型・中期型の一部(おおむね 2007年12月 〜 2010年8月前後)は通信方法がダイハツ独自のK-LINE(JOBD初期)通信というものがあるようです。
そのため国際規格(またはISO規格)のCAN通信に対応していないものもあるようです。
私が以前乗っていたL275sのミラは対応しておらず市販の診断機が使えなかったことがあります。
以上の2つかなぁと思うのですが、いかがでしょうか。
インジェクターの変化を感じられたんですね(≧∇≦)b
周りでは同車種でイジってる人が少ないので、コメント嬉しいです!
ありがとうございます