【整備記録】タイカブ100 タイヤ交換 リアボックス ブレーキスイッチ
同僚の方のタイカブ100のメンテナンスです。
今日のメニューは,スノータイヤを夏タイヤへ,タペットクリアランス調整,リアボックス取付,フロントブレーキスイッチの交換になります。
夏タイヤへ変更
冬前にこのバイクも自分のカブ同様スノータイヤに交換していました。
以前はタイヤを外すまでには色々外さないといけないと思っていたんだが,その後学習しました。
リアサスを外す
リアサスを左右とも下側だけ外すとマフラーやら外装やらを外さずとも,リアホイールを脱着することができることを学習しました。他のカブは,マフラーを外してしまった方が楽だったりするんですが,このカブは,マフラーを外すにはステップも外さないといけなかったりするので…。
こんな感じに,スイングアームを手で持ち上げながらシャフトを抜くことができます。
チェックはしっかりと
タイヤを組み替えた後は,しっかりと漏れが無いかチェックします。注意を払って組んでいるつもりでもチューブに傷を付けてしまっていたりもするので,この確認は大切です。全部組み終わって空気が抜けていた~って超めんどくさいのでね。
タペットクリアランス調整
エンジンをかけたらタペット音が大きい気がしたので,以前ヘッド周りを分解整備してるので,ちょうど再調整するのも良いので,チェックしました。IN側を0.05mmで,EX側を0.08mmで調整しました。よく言われるのが,羊羹を切る感覚です。シクネスゲージ折れ曲がげて挿入するのでそういう感じになります。これは実際に何度もやってみて慣れるしかないですね。
リアボックス取付
上記のようなリアボックスを取り付けます。(取り付け後の写真を撮り忘れました)
付属の固定ステーの使い方が分からなかったが,説明書に記載されているURLにアクセスするとPDFをダウンロードできました。その結果,こうやって使うそうです↑(カブの種類によっては色々な使い方がされるみたいですが)
ステーをキャリアの下に入れた状態でボックスを載せると,イイ感じに穴が合うようになっています。その後は付属のネジを使ってしっかりと固定すれば完了です。取付はとても簡単でした。底面に凸がいくつかあるのは,キャリアによって,または向きによっては追加穴を開ける必要があるみたいでそのポンチ跡になってるようです。
ブレーキスイッチ交換
続いてフロントブレーキスイッチの交換です。以前行った整備で,スイッチの凸部分が摩耗しブレーキを離してもONの状態のままになりランプが点灯するという問題が起きていました。応急処置で画像のような厚みのスペーサー(紙)を噛まして対処していました。
ブレーキレバーの部分は,レバーを離してると凸を押してOFF,握ると凸が飛び出しONになるという仕組みです。
古いスイッチは引っ張ると簡単に取り外せます。
新しいスイッチと,新旧の比較です。スイッチの凸の部分の飛び出し量が大きく異なってるのが分かります。この減りがスイッチのON,OFFに影響してたんですね。5万km近く走ってるバイクなので,色々と消耗が生じます。
新しいのは,突起を合わせて差し込んでギボシを同じ色の線と合わせてあげればOKです。レバーを取り付けて動作確認して終了です。
このカブの次の整備は梅雨明けくらいにクラッチ板の交換を予定しています。
備忘録として残しておきました。
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