【エンジン】カブエンジン フルオーバーホール 腰下組立て

2022年6月27日バイク,ホンダ 横型エンジン4速,エンジン,オーバーホール,カブ,クランクケース,タイカブ,フルオーバーホール,ミッション,腰下組立て

今回は腰下(クランクケース)の組立てになります。同時に,3速ミッションを4速に変更します。

腰下組立て

クランクケースの合わせ面をオイルストーンで馴らしておきます。ガスケットを挟むのですが,これをするしないでオイル漏れをするかしないかが変わってきます。ガスケットの密着度も上がります。古いガスケットを剥がすときに傷つけてしまったものもある程度修正することができますし。

ミッションベアリング

腰下組立て
腰下組立て

ミッションベアリングを取り付けます。今回全部新しくしました。
6201C3を2つ,6203C3を2つです。規格品なので4つ交換しても1000円くらいのもんです。ここまでバラすのなら交換しておいたが後々いいと思います。挿入する際は,ケースをヒーターなどで温めておくと簡単にできます。

ちなみにココのベアリングはエンジンの型式や年式によってサイズやデザインが違ったりするので注意が必要です。6vエンジンだとニードルベアリングっていうのもあったし,ベアリングが無いものもあったりと色々。

オイルポンプスピンドル

腰下組立て

オイルポンプスピンドルは50ccと90ccで形状と太さが違うので,干渉しないものを入れます。今回は新しく買いました。画像の下が50ccのものです。
オイルポンプスピンドルはクランクケースを合わせた後は入らないので,先に入れておく必要があります。

腰下組立て

こちらは,50ccのクランクシャフトに50ccのスピンドル。この時点でクリアランスが超ギリギリなのが分かります。

腰下組立て

90ccのクランクシャフトにそれに対応するスピンドルもギリギリです。なので50ccとサイズがクランクシャフト共に違うのでスピンドルも合わせて変更が必要なわけです。

ミッション組立て

腰下組立て
腰下組立て

ミッションは自分のカブと同じタイカブの4速ミッションで組みます。3速側からニュートラルセンサー(といってもただの銅板だが)を移動させておきます。

腰下組立て

前後しますが,オイルシールも先にはめておきます。ミッションを取り付けたら,動作確認をしっかりとしておきます。シフトドラムを回して正常にギアが変速するかチェックです。

腰下組立て

キックギアを装着し,また確認。

腰下組立て

取付忘れてる部品が無いか,パーツリスト等で確認しながらガスケットを挟んでクランクケースを合わせて閉じます。ここでまた再度動作確認や大きなガタが無いかチェックします。

シフトアーム取付

腰下組立て
腰下組立て

シフトアームを4速用のものに変更します。3速と4速ではシフトドラムを回す爪の間のサイズが違います。4速のほうが狭くなってます。もしそのままだと変速しません。

腰下組立て

クランクに取り付けたら,しつこいようだが再度動作確認します。ミッションを手で回しながら全てのギアに変速するか確認です。ちなみに画像では作業しやすいように横向きにしてるが,最終動作確認は起こして正転逆転するかの確認をします。横向きのままだと逆転で動かない場合があるためです。

オイルポンプ

腰下組立て

強化オイルポンプを取り付ける前に,スピンドルに付属のカラーを先にセットしておきます。商品によっては無いものもあります。純正はありません。

腰下組立て

オイルポンプを取り付けたら,オイルを少量入れてみて動作確認します。

その他部品取付

腰下組立て
腰下組立て

ブリーザーパイプを取り付けました。このパイプも年式によって形状が違うものもあります。
クランクを反対側に向けて,強化テンショナーも取り付けます。

スタッドボルト取付

腰下組立て
腰下組立て

スタッドボルトを取り付けようとしたらネジ穴の清掃をしていなかったのでタップを入れてみたら,ブラストしたときの砂がまだ残っていました。何度かさらってみてパーツクリーナーで洗浄してみて清掃します。あとはダブルナットで新品のスタッドボルトを取り付けたら腰下の組み立ては終了です。

腰下組立て

クランクケースの中にゴミが入らないようにウエスを突っ込んで作業終了です。

次は購入したシリンダーヘッドのOHを行います。

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